第四幕その十三
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「王子と合流してね」
「そしてだね」
「札幌に行くんだね」
「そうするよ」
「わかったよ、ただ僕お腹が空いたから」
ここで言ったのはダブダブでした。
「何か食べたいね」
「コンビニでお握りでも買う?」
トートーはダブダブの言葉を聞いて提案しました。
「駅前の」
「そうね、コンビニで何か買ってね」
ガブガブも言います。
「朝御飯を食べればいいわね」
「北海道のお握りなら」
ジップが言うには。
「鮭かな」
「鮭のお握りなら何処にもあるよ」
「そうよ」
チープサイドの家族がジップに突っ込みを入れます。
「それなら」
「別に北海道だけでもないよ」
「ううん、北海道のお握りなら」
チーチーが連想したそれはといいますと。
「イクラ、ちょっと保存が難しいね」
「それだとお寿司じゃない」
ポリネシアはチーチーのイクラのお握りに言います。
「昨日食べたわよ、それなら」
「ううん、ジャガイモはどうかな」
老馬が言うのはお握りではありませんでした。
「北海道そちらも有名だしね」
「コーンとかね」
ホワイティはこちらでした。
「そういうのかな」
「まあとにかくね」
「何か食べよう」
オシツオサレツはこんな感じでした。
「朝御飯も食べないとね」
「ちゃんとね」
「そうだね、まあとにかく駅まで行こう」
先生はそちらが先だと皆に言いました。
「駅の中でも何か買えるしね」
「じゃあまずは王子と合流して」
「そのうえで」
「朝御飯をどうするか」
「そのことを考えればいいね」
「うん、じゃあ行こうね」
こう言ってでした、先生はトミーと動物の皆を小樽駅まで導くのでした。もっとも駅までの地図はトミーが持っていて方向音痴の気がある先生を案内しました。
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