第25話黒の奥の手、隻竜覚醒
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スキル《二刀流》。前にキリトに偶然会った時見たんだ。キリトもギリギリだったけど、あんな大技を浴びたら流石のグリームアイズでも・・・」
ひとたまりもないと言おうとしたけど言えなかった。だって《スターバースト・ストリーム》を喰らい、ポリゴンとなって消滅すると思っていたグリームアイズのHPがよく見るとギリギリ残っていてーーー最後のHPバーが満タンの状態まで回復した。
「回復したぞ!?」
「キリト!早くそこから離れろ!!」
「無理だよ!あんな強いソードスキルの硬直なんてそんなにすぐに解けないよ!」
「キリトくん・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
グリームアイズの回復にクラインは当然驚き、オレも戸惑いながらキリトに逃げろと言うが未来が長時間の硬直で逃げられないと若干怒鳴りながら指摘する。アスナさんは耳がつんざくような大きな悲鳴を上げる。
キリトに向かって止めと言わんばかりに大剣を降り下ろすグリームアイズ。助けに行こうにももう間に合わないんじゃーーー
ーーー神鳴・・・じゃなかった。ライリュウ、ちょっとスキル上げ付き合ってくれよ!ーーー
「ッ!?」
何だ今のーーー
ーーーう〜〜ん悔しいわ〜!もう一回や!ウチが勝つまでやめへんで!ーーー
走馬灯?
ーーー帰ったらDVD揃えてオールナイトの約束・・・忘れるなよ?ーーー
そうだ。オレはーーー
ーーー竜k・・・ライリュウくん、よかったら一緒にショッピングに行かない?////ーーー
どんなに絶望的な状況でも、命を懸けて友達をーーー
「守る!」
そう叫んだ瞬間、オレはーーーグリームアイズを切り裂いていた。
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