暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
天使の仕事に興味を持った悪魔二人
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を庇いたいのだろう。アーシアにとってゼノヴィアは大事な友人であり、グレモリー眷属では唯一回復役だがいつも守っている者はゼノヴィアだもんな。アーシアの言葉を聞いたシスター・グリゼルダは、頬を離して先程の柔和な表情に戻ったようだ。

「シスター・アーシア、貴方の事は知っています。身に宿る神器の影響で、だいぶ辛い目に遭われたようですね。後程、織斑様に特例のIDカードを新たに発行してもらいます。それを今回のように持っていれば、この地域限定ではありますが教会の行事にもある程度参加出来るでしょう」

「そ、そんな・・・・良いのですか?そのように大事な物を悪魔になった私に・・・・」

それを聞いたアーシアは驚愕しながら、思わず恐縮していた。俺はすぐに発行してもらうように、蒼い翼に教会行事に参加出来るようカード発行を連絡した。恐る恐るの問いにシスター・グリゼルダと俺が満面の笑みで頷いた。

「例え悪魔になったとしても信仰心があるのなら、アーシアはシスター・グリゼルダらの同志だろう」

「悪魔故、不自由が多いかもしれませんが主の教えを信じるならば共に素晴らしい時を過ごせるはずです」

俺とシスターの言葉にアーシアは感動し、目頭が熱くなっていた。これでミサに参加出来るし、教会行事にずっと行きたかった様子を話していたからかもしれない。するとゼノヴィアの頬を再び伸ばしながらだったか。

「シスター・アーシア、良かったら今後もこの困った娘のお友達をしてあげて下さい」

「勿論です!そ、それと、私はもうシスターでは・・・・」

「少なくとも私は貴方の事をシスターとして接しますよ?」

シスター・グリゼルダの言葉にアーシアはノックダウンしそうであったが、今日は最高の日のようになるだろう。悪魔になった事で、今まで封じてきた事も解き放たれたよううに見えた俺ら。

「シスター・アーシアには、自由気ままな悪魔の扱い方をお教えしましょう。これでも数多くの悪魔を見て、退けてきた者の上でありますからね。私よりも織斑様の方がお手の物かと思います」

「・・・・今まで見てきた俺から見てもゼノヴィアの扱いに関しては、後程で良いから説明書をくれないか?シスター・グリゼルダ。グレモリー眷属には、ゼノヴィアに関して頭を抱えている弟子がいるからさ」

「ええ構いませんよ織斑様。後程天界へ一緒に行った時、報告書と共に説明書を作成しますので」

「頼む、それとさっき話した通り今日は天使の仕事を二人に見せようと思っている」

「説明書に関して長くなりますが、それに関しては素晴らしい事です。悪魔が天使の仕事を見学すると言うのは、これ程までに三大勢力の同盟の意義を強く感じる事はありません。是非とも今日は天使の役割を見て行って下さい、織斑様とAイリナ」

「はい、
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