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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
天使の仕事に興味を持った悪魔二人
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同じ施設の出でありシスター・グリゼルダはゼノヴィアの先輩とも言う」

「私よりも一番付き合いが長いらしく、私もゼノヴィアとコンビ組んだ時に何度もお世話になったの」

「なるほど、だからシスター・グリゼルダはゼノヴィアさんに怒り心頭なのですね」

ゼノヴィアの故郷の知人なのだが、コイツは過去の事を何も話さないから謎だらけであった。ま、俺と天界からの関係とあるシスター・グリゼルダに全て聞かせてもらったが、ちゃんと祖国にいる事もアーシアにとっては初だろうな。顔を押さえられて逃げ場を失ったゼノヴィアが、俺とイリナに言う。

「一誠にイリナ!ど、どうして、シスター・グリゼルダの事を今まで話さなかった!こ、ここの支部長が彼女なら私は今日ここに来なかったぞ!」

「そう言うと思ったから俺らは黙ってた」

「そうそう、ゼノヴィアはシスター・グリゼルダに連絡の一つもしなかったじゃない?月一で天界に行く一真君から聞いた事で、今まで黙ってたのよ」

「あ、当たり前だ!言ったら・・・・私は殺される」

ゼノヴィアが暴れようとしても、顔を強く押さえれているんで逃走出来ないようにしている。一応念力により、動けないようにしてるんでシスター・グリゼルダとちゃっかり連携していた俺である。顔が不細工な格好となり、それを見ていたイリナは愉快そうに笑っていたし俺も念力で目は青く光るが口元は緩んでいた。で、両手でゼノヴィアの頬を最大まで伸ばしながら言う。

「貴方が日本で悪魔に転生したと聞いた時は卒倒して気が動転しそうでしたが、和平前からお会いしていました織斑様から聞いたのでまだマシにはなりました。あんなに手塩にかけて主の教えを説いた貴方がまさか悪魔だ何て・・・・。貴方は昔からヒトの話は聞かないで勝手に行動するわ、訳の分からない持論を作り出す。と言う問題児ではあったけど、優しい心根の女の子だと信じていたのですよ?」

シスター・グリゼルダの言う通りで、ゼノヴィアは話は聞かないし勝手に行動するし訳の分からん思想を持つで説明書が欲しい程な酷な女の子だ。シスター・グリゼルダとは、和平前から会っていたので天界に行くとゼノヴィアが戻ってこない事に心配して相談された事があった。そんで悪魔に転生し、グレモリー眷属の『騎士』になったと情報提供していた。

「シスター・グリゼルダ、どうかゼノヴィアさんを許してあげて下さい。・・・・教会を追われ、悪魔になった私が言っても説得力がないと思いますが・・・・それでもゼノヴィアさんは良いヒトです。私達の大事な仲間で、私も何度も助けて頂きました。ゼノヴィアさんがいなかったら、きっと誰かがもっと傷付いていたはずです。それにゼノヴィアさんは私の大切なお友達ですので、どうかお許しになって下さい」

深く謝罪するアーシアだったが、仲間=友人
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