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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
天使の仕事に興味を持った悪魔二人
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「どうぞ、お入りになって下さい」

丁寧に返した事で、声から察すると若い女性である。開かれた扉から入ると、役員用のオフィスデスクにシスターが一人座っていた。頭部にベールをしっかりと被っていて、髪の毛の具合まで分からない。北欧的な顔立ちした青い目をした姉的存在だったし、女優のような目鼻立ちもしっかりしていて相当な美人でもある。歳は二十代後半で、柔和な表情を浮かべて優しそうな雰囲気を持つオーラである。

「これはこれは、ようこそお越しになられました。皆さん」

「やあシスター・グリゼルダ、邪魔してるよ。リアルで会うのは何時だったかな」

「随分前に天界でお会いしましたが、相変わらずお元気そうで何よりです。今回はどちらで呼べな宜しいでしょうか?」

「今回は兵藤一誠ではなく織斑一真として来ているから、気軽に名前で呼んでくれと嬉しいが無理か」

俺とシスター・グリゼルダが気軽に話しているが、シスターは立ち上がり俺らを迎え入れてくれた。柔らかな対応であるけど、シスター・グリゼルダの体を注目した本来の主人公。ラインを隠すシスター服の上から分かるづらいが、隠れ巨乳で脱いだら凄いタイプとされている。お尻は安産型で脚の太さも細くもなく太くもなく適正で、どうやら女性への観察眼が向上しつつある独自の予想を立てる。

俺には必要がない能力だし、そんな失礼な視線をしない。で、よく聞かれるのが兵藤一誠か織斑一真のどちらかを呼ぶか聞かれるのが多い。兵藤一誠の場合は駒王学園の生徒と黒神眷属『王』としてだが、織斑一真の場合はCB総司令官と蒼い翼CEO兼本社社長をしている事を知っている。隣で表情と全身を強張らせるゼノヴィアに気付くが、顔が青ざめていてゼノヴィアは声を上ずらせながら発した。

「シ、シシシシシシシシシ、シスター・グリゼルダ!ど、どどどどどどどどうして、に、日本に!?」

俺とイリナは予想通りのリアクションだったので、驚かなかったがゼノヴィアは相当驚き狼狽している。ゼノヴィアがこんなに慌てふためく姿はレアだったので、透明に持っていた音無しのカメラで撮った。いつも堂々としてるが、シスター・グリゼルダは笑みを絶やさなぬまま口を開く。手の甲を二人に向けるとそこには『Q』の文字が浮かび上がる。

「ごぎげんよう、グレモリー眷属のお二人さん。私、四大セラフたるガブリエル様のQ、グリゼルダ・クァルタと申します。この支部の長を務めておりますが、蒼い翼と連携しているので必然的に織斑様の事は存じております。以後、お見知りおきを」

「シスター・グリゼルダ・・・・高名な信徒の方です。私も教会に属していた頃は、お名前を何度も耳にしました」

四大セラフのガブリエルのQとされていて、天界でもかなりの要職とされている。アーシアも知っている程だからか、俺
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