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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
天使の仕事に興味を持った悪魔二人
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、教会関連の場所に行くなら正装として来た方がいいと考えたゼノヴィア。そろそろ来そうだったので、俺とイリナは建物前にいた二人を発見した。

「来てくれて嬉しいわ、二人共」

「今日は天使の仕事を二人に見せようと思うが、先にこれを渡しておくから必ず首にかけとけよ」

二人にカードストラップを渡すが、よく社員が首に掛けている社員証のようなのでストラップには二人の顔写真が貼られたIDカードを収めていた。俺とイリナは何も掛けてないが、カードケースに蒼い翼で発行された身分証を持っている。イリナがカードを指して説明していた。

「それはアーシアさんとゼノヴィアの二人専用の特別許可証よ。天界関連場所に足を踏み入れても、相互に影響が出ないようになっているの」

「最近開発された物らしいし、関係者の分しかないらしいので蒼い翼から発行された物だ」

「蒼い翼は人間界と冥界に本社と支社を持っているが、天界には話ついているのか?」

「ですがそのお陰で私達が入れるのですね、悪魔が天界の縄張りに入れるのはいくら同盟を結んだとしても問題がありますからね」

蒼い翼から発行されたと言ったが、天界との繋ぎもちゃんとやっていると聞いている。天界に支社は無いが、人間界に大きな教会がある所が支社の代わりとなっている。アーシアが持つ神器『聖母の微笑』は、天使関連場所に行くと色々と悪い影響が出るとも言われている。天界の敵であったとしても、悪魔や堕天使にも治療してしまう点が原因でもある。

「そのストラップを身に着けてるだけで、全身を襲う悪寒は発生しないから安心しとけ。ま、驚愕していると言う雰囲気は出ているが自身の手足に何も起こらないだろ」

「一誠君の言う通りで、許可証を身に付けてる間は悪魔の能力を使う事は禁止だからね。本来渡すはずだった許可証も研究段階だし、何が起きるか分からないけど蒼い翼からのなら問題起きないよー」

俺らの捕捉説明をした事で、それを付けている間は能力使用を制限と言うか不可何だよね。天界のだと研究段階らしいが、蒼い翼から発行されたのだと悪魔の魔力を封じている。

本来なら、悪魔側と天界側でやり取りがあったはずが蒼い翼が仲介役とした事でIDカード発行出来た。同盟による両陣営からの信頼関係を感じていた二人。カード一枚でイレギュラーな存在を許可出来たのは、教会関連だけで済んだ事で本拠地のヴァチカンや天界だと必要な書類がいくつかある。

「ま、私達が力を使わなければいいだけの事だ」

「そうですね。もし使おうとしても封じられているようなので、必然的に普通の人間になった気がします」

『ゼノヴィアは平然と言うけど、俺はゼノヴィアが力を使いそうなのが一番心配だから悪魔の力を封じられるカードを特別に発行してもらった』

『そこだけは
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