暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第226話 森の家
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プーカ》のみ。……《バーサクソンガー》と言う2つ名は 嬉しくないけれど、リュウキに沢山褒められた、『とても綺麗な歌声』、と言われて、本当に嬉しかったから、と言う訳で 歌のスキルを上げるのに精を出していて、他のアカウントは取得していない。
 
 ここで、話を戻すが、アスナとレイナのツイン・バーサーカー。
 それはレイナの場合はヒーラーではないから、ヒーラーの名が消滅し、代わりに2を意味するツインが入るのだ。どっちにしても、優雅さからは程遠いのは周知の事実である。

 と言う訳で、彼女たちの話題は置いといて……事、剣の腕に関してはSAO生還者(SAOサバイバー)である彼女たちには言う言葉は無いだろう。この世界、ALOに来てもそれは健在であり、現最強候補と名高い火妖精族(サラマンダー)のユージーン将軍や風妖精族《シルフ》のサクヤ領主といった剛の者たちとも良い勝負が出来る程なのだ。
 流石に三次元戦闘に関してはまだまだな所はあるけれど。それでも十分すぎるほどの強さである。

「それで……? その絶剣さんはどんな人なの?」
「えっとねー、噂を聞くようになったのは、ちょうど年末年始のあたりかなぁー」

 そう言うと、リズは何かを思い出した様に頷きながらアスナとレイナを見た。

「あ、そっか、じゃあアスナとレイが知らないのも無理ないね。あんたたち、年末からずっと、京都に帰省してたんだよね」
「あぅ……」
「もー、こっちにいるときに嫌なことを思い出させないでよ……」

 レイナは勿論、アスナも渋面をしていた。
 レイナはというと、仕切りに足を気にしている様だ。それを見たリズは大きな口を開けて笑う。

「いやー、イイトコのお嬢さん方も大変だね?お作法の1つ1つとかさ?」
「うう……ほんと止めてよーリズさん……。茶道とかなんかとは比べ物にならないくらい長かったんだから……」
「そうよ。一日中、着物きて、正座で……それで挨拶ばかりしてたんだよ? レイはまだ良い方よ。私はひっきりなしに呼ばれたんだから」
「あはは……」

 レイナは、苦笑いをしていた。
 確かにアスナの方はよく呼ばれていったが、レイナは基本的に本家の方々への挨拶回り程度で済んだのだ。勿論、挨拶以外にもレイナも他にもあったがアスナ程ではない。

 ……それでも 2人とも同じくらいであり、長い事には変わらないが。

「でも、流石に夜のあれは無かったよね……。 お姉ちゃんも試したんでしょ? アミュスフィア」
「勿論だよ。……泊まった部屋で、アミュスフィア 試したけど、今時無線LANも無いなんて……」
「古き良き時代を〜って言ってたけど、今の時代じゃ ちょっと無いよね……? 2人で、こそっと持っていったのに、無駄になっちゃったし。いろいろ位置変えてみたり、
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