Mammon rhapsody 3
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僕に近づくと右ストレートを叩き込んできた。僕はそれを見てさらにニヤリと笑って。
「理解しないと伝わりません♪ってね。」
「……??」
しかしその右ストレートはさっと虚空を切りそのマモンの右腕は一瞬にして切断されていた。
そのままバランスを崩すマモン。
「ヒカルくん!今だよ!」
バランスを崩したマモンに対してそれを見逃さないヒカルはそのままマモンの前に立ち。
「『虚空』……!」
そうして放たれたのは居合切りによる衝撃波。その衝撃波は切断された右腕の切り口からマモンの身体を上半身と下半身を真っ二つに引き裂き。
マモンはドンと倒れた。しかしマモンは意識がある。そのマモンは調律をしようとする。
「くっ……調……。」
「調律するの?」
「??」
そうして僕は大鎌をマモンの首元にかける。もちろんニコニコ笑顔は忘れない。いつも貴方に這い寄るニコニコなコニーです。
「調律するんでしょ?早く調律しなよ。」
「な……。」
「ただし??」
僕は大鎌をぐっと首元に血を滲みさせるように力を入れる。
「僕は次も殺そう。そうだなぁ。次は不思議の国のアリスの女王の様に首を刎ねて差し上げようか♪」
「な……。」
「次はあれだね。檻から2人を助けて4人でリンチにしようか?楽しそうだなあ……。」
「……。」
「その次はあれだね。右腕を切ったから左腕も行ってみようか?左右アンバランスをまた楽しめるぞおおおお?」
「や、やめ……。」
「その次は……。そうだなあ……。ヒカル君の『虚空』で切り刻んで大鎌でハラワタをぶちまけて差し上げようか?痛いぞおおおお?」
「もうやめてくれ??」
「やめない。次は足だ。解剖学の実験の様に……1本ずつ意識ある内に切断しよう!足の痛みがもっと楽しめるぞおおおお♪」
「ひ、ひい……!」
「そしてその次なんだけど……。お医者さんごっこしようか?お腹を切断してさ?胃、小腸、大腸が本当にテニスコート一面分あるかどうか調べてみようよ♪ね?ね?ね?楽しいでしょう?」
「……ぐふっ。」
「それでその次はね……。脳がどんな風になっているか!もちろん両手両足を切断してから始まるんだけど……。」
そう僕が恐ろしい……いや楽しいマモンを八つ裂きにするプロジェクトを楽しんで喋るとマモンは顔を真っ青にして泡を吹いてしまった。マモンは本当に死んだのだ。
そうして真っ白な光に包まれた。
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