暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?新たな時代へ〜Step in the Future〜
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†††Sideすずか†††
3月20日。私は今日、私立聖祥大学付属小学校の全教育課程を修了して、卒業する。今日で最後になる小学校の制服の袖に腕を通す。そして同じように最後になる通学バス。みんなで一緒に乗ろうって決めていたから、私は自家用車で登校しなかった。
「おはようございます!」
「はい、おはよう」
いつもお世話になってるドライバーのおじさんに朝の挨拶。そして私は一番後ろ長ソファの座席に座る。次のバス停に着くまで窓から景色を眺めなる。この景色を見るのも今日で最後なんだなぁ。
「すずか!」
「あ、アリサちゃん!」
次に乗車して来たのはアリサちゃん。アリサちゃんと「おはよ〜!」挨拶を交わして、隣に座るアリサちゃんとお話しする。次に乗車して来たのは「おはよ〜♪」なのはちゃん、シャルちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃんの4人。私とアリサちゃんも「おはよ〜!」挨拶を返す。そして最後に「おはよう♪」はやてちゃんとルシル君が乗車。これがチーム海鳴の通学組のメンバーだ。
「いやぁ、いよいよ卒業式なんやな〜」
感慨深げにはやてちゃんが唸ると、「途中からだったけど、とても楽しかった」フェイトちゃんは目を閉じて頷いた。私となのはちゃんとアリサちゃんは1年生から。フェイトちゃんとアリシアちゃんは3年生の2学期から。シャルちゃんとはやてちゃんとルシル君は4年生からだ。
「うん。でも中等部からの3年は初めから一緒だから♪」
「そうやね。次からはみんな揃って一緒やから嬉しいわ♪」
シャルちゃんとはやてちゃんはとっても嬉しそうに笑う。でも「男女別々の校舎になっちゃうんだよね・・・」アリシアちゃんがルシル君を見ながらそう言った。そう。初等部は共学なんだけど、中等部からは男子校と女子校に分かれちゃう。だから通学組で唯一の男の子のルシル君とは一緒に勉強できなくなるわけで・・・
「ま、そういう仕組みなんだからしょうがないよな。うん、しょうがない」
でもルシル君はあんまり気にしてない風なんだよね。だからこそ「それが納得できないんだけど!」シャルちゃんのテンションが際立っちゃう。はやてちゃんも「なんで男女別なんやろ?」納得できないみたい。
「ほら。やっぱり子供から大人への成長過程が著しい期間だからじゃない?」
「アリシア、なんかやらしい顔してる・・・」
「あんた、変なとこだけ大人みたいな感性を持ってるわよね」
「えっへっへ〜。体も成長してどんどん可愛くなってくからね。特にわたし達は美少女だから、男の子たちはドッキドキ♪ ルシルも大変だよね〜。今以上に可愛くなっちゃうはやてと同じ屋根の下で暮らすんだもん。はやて。気を付けてね♪ ルシルも男の子だから、いつかはやてを襲わ――」
「ないっつう
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