幻のIS小説のプロットが長すぎたが完結した。
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ァイブの改修のために本国へ、鈴とラウラは本国の要請で千冬と共にテロリストとの戦いに召集されて委員会へ出頭。梓沙は政府から専用ISを貰いに行くということで真耶とともに学園を出ていた。
一緒にいると騒がしいのに、いざいなくなると物足りない気がする……もやもやした感情を抱えた真人は釣りを中断してセシリアの所へ向かう。彼女だけは特に用事もなく学園に残っていたので、暇を持て余しているだろうと思った。しかし宛は外れ、セシリアは癒子たち他の生徒と談笑していた。本格的に暇を持て余した真人はふらふらと歩き――そこで見慣れない男と出くわした。
男は重傷を負って倒れ伏しており、明らかに不審だった。しかし彼の形相は鬼気迫るものがあり、必死に何かを伝えようとしている風だった。真人はISの技術を応用した応急措置を施し、学園の人間に彼を病院へと運んでもらう。男はIS庁の人間で、何か重要な情報を持ってきているようだった。
一抹の不安を覚える真人だが、「お前はもう動かなくてもいい。私がケリをつけて見せる」と大見得を切った千冬を信用することにして、頭の隅へ不安を追いやった。
その日の夜、真人はセシリアから突然「明日、真人の故郷を案内してくれないか」と頼まれる。真人は変な事を言うな、と思いつつも翌日もまた暇なので了承する。了承を受けて喜ぶセシリアの姿に、真人は少しだけ男として心を揺さぶられた(途中プロットでは省いているが、真人はここまでの日常生活でもセシリアの仕草や笑顔に時々ドキッとさせられている)。
真人は知らないことだが、セシリアは真人への愛の告白を計画していた。様々な事件や踏ん切りがつかなかったこともあって先延ばしにしていたが、一部専用機持ちには既にこの事を告げてあり、シャルや梓沙からは背中を押されてすらいた。(これまたプロットでは省いているが、セシリアが真人を恋愛対象として意識する描写は日常で散見されている)。
のほほんのようなサポートもシャルのように近しく接することも、梓沙のように家族として傍にいる事も出来ない立場だったセシリアは、この告白に強い想いをこめていた。昼間の談笑も途中からこの告白の話になり、彼女の想いを知っていた皆からは茶化されまくっていたくらいだ。
当日、二人はは自分が暮らしていた街をデートのようにぶらつく。途中で友達に見つかってものすごく茶化されたり、思い出したくないような思い出をポロリと漏らしたり、達姫の見舞いに行ったり……傍から見れば特別楽しい事はないように思えるが、真人もセシリアも気分的にはとても安心感があった。
そして、ふと気が付けばセシリアと真人は二人きり。セシリアは覚悟を決め、告白しようとする――。
しかし、告白は途中で遮られた。
二人のISを通して、全く同時に緊急連絡が入ったのだ。その
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