暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第2章:埋もれし過去の産物
第39話「決戦の時」
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ネーではないし、なにより僕はシュネーより早く死んでしまった。...だから、分かるはずがない。そんなのは、本人にしか分からない。」

「っ.....。」

「でもな!その程度で引き下がる理由にはならない!僕はお前を護ると...導くと誓った!だから...今はお前を、止める!!」

  瞬間、僕は短距離転移でシュネーの背後に回り込む。
  突然とはいえ、分かりやすいためシュネーは振り向きざまにシャルを振ってくる。
  それを宙返りで回避し、リヒトを振り下ろす。
  しかし、それは防御魔法で防がれた。

「っ....なら!受け止めてよ!私の悲しみを!悔しさを!この...怒りを!!」

「っ...!」

     ―――ギィイイイン!!

  シャルがリヒトにぶつけられ、僕は大きく後退する。

「シュネー....。」

「ぁああああああっ!!!」

  そこへ、大きく拳を振りかぶって、シュネーは殴りかかってくる。

「っ....!!!」

     ―――バシィイッ!!

「っ、ぁ....!?」

  それを、僕は全ての魔力を身体強化に...特に手を強化。
  左手で受け止め、右手で左手首を支えるように受け止める。
  受け止めた手は目の前ギリギリで止まり、シュネーの勢いが止まる。

「...あぁ、受け止めてやるよ。お前の想い、感情、全てな!!」

  一度間合いを離し、僕は魔力と霊力を開放する。

「術式混合...混じれ、“霊魔相乗”!!」

  瞬間、衝撃波が僕から発せられる。
  これは、所謂よくあるダブルブースト的な奴だ。
  僕は魔力がそこまで多い訳ではない。だからと言って、霊力も多くない。
  だから、その二つを掛け合わせ、莫大な力を生み出した。

  ...僕の体を、霊力と魔力が螺旋状に駆け巡る。

「....来い、シュネー!お前の悲しみ...全部僕にぶつけろ!!」

  あの時の誓いを...今度こそ成し遂げる...!!












[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ