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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL13 VSシュテル
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マスター!!』
「そりゃあそうだ。相手はランキング1位。ブレイブデュエルで1番強いプレーヤーなんだぞ」

その事が徐々に実感出来てきた。だが不思議と絶望を感じたりはしない。

「ユリ、仕掛けるぞ!!」
『仕掛けるって………後手に回るって話をしたばかりじゃ!』
「それを無理矢理変えるんだよ」















「さて、どうでますでしょうか………」

シュテルは零治達の様子を見つつ魔力回復を行っていた。まだ余裕があるとはいえ、自分の魔力量が少ない事を自覚しているシュテルは魔力温存だけでなく、回復のタイミングも見逃さない。

「あの様子からは焦っているようには見えないですが、何か企んでいそうですね………」

まだシュテルの中では様子見程度。本気のスタイルではあるもののまだ全力では戦っていなかった。

「!動きましたね………さてどうで……!!」

零治の動きにシュテルが驚く。予想していなかった訳では無いが、その手では無く、別の手で来ることを期待していたからだ。

シュテルに言わせれば完全に悪手だった。

「………がっかりです。結局レイは何も変わっていないみたいですね………」

フィールドを前面に集中して強化し、こっちに向かってくる。これは以前ヴィータにやったディストーションアタックであり、シュテルとの模擬戦でも使い、通用していない。

「そうくるなら早々にこの勝負、終わりにするべきかもしれませんね………チームの件もレイには早すぎたかもしれません………」

そう結論付け、シュテルは零治を倒す為の準備を始める。

「次で終わりです………」

シュテルは早くも勝負を着けに動いた………











『全く、マスターは無茶を思いつくね………』
「悪いな、かなり強引に行くが………」
『どんと来い!!です。むしろこのブラックサレナはそういった用途も含んでいるんだから気にせずマスターはマスターのやるべき事をやってくれえばOK!!』

こういう時に真面目に答えられると返答に困る。しかしユリも俺の気持ちに応えようとしてくれる。
その頼もしさを感じながら覚悟を決める。

「魔力調整、頼むぞ」
『任せて!!』
「よし!行くぞ!!ディストーションアタック!!」

フィールドを前面に集中展開。そして背中のバーニアを全開にしてシュテルの元へ加速した。

「ディザスターヒート………」

そんな俺に向かってシュテルはまた俺の知らないスキルを使ってきた。
杖先端に魔力が収束していき、そして発射された。

『来ます!!』
「構うな!!」

それと同時にブラストファイヤ並みの直射砲が発射された。
真正面で受け止めながらも前に
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