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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL13 VSシュテル
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様子を見つつ後退していく。
俺は気にせず、シュテルとの距離を詰めていった。
「ブラストファイヤ!!」
そんな俺を見て、シュテルの得意スキルである直射砲、ブラストファイヤが飛んできた。
「!?」
空を蹴りながら進む俺は、言わばステップしながら動いている様なもの。直射砲などまっすぐ向かってくる砲撃は他の砲撃よりも避けやすいのだが、シュテルには関係ない。
後退しながらにも関わらず、俺のステップのタイミングを計り、俺目掛けて寸分狂わず砲撃を発射した。
「くっ!?」
避けられないと感じ、慌てて鞘で受け止める。普段のブラストファイヤよりも砲撃は遅く、激しさを感じない。しかしその重々しい砲撃の影響で完全に足が止まってしまった。
「このおおお!!」
力で斬り伏せ、シュテルを確認するが、目の前に居たはずのシュテルが消えていた。
『マスター右!!』
「遅いです」
シュテルのパイロシューターが俺を包み込む様に襲ってくる。
「はああ!!」
刀を抜き、鞘と共に全てを斬り伏せる。
「足が止まった状態で守りに集中。……レイ、まるで変わってませんね………」
そう呟きつつ、シュテルは再び砲撃を放った。先程よりも高出力でありながら普段の砲撃よりも細いレーザーの様な砲撃。
「パイロレーザー。………さてどうします?」
『マスター!!』
再び焔の声が聞こえる。
「ユリ!!」
『がってん承知!!』
俺の判断は早かった。何時もとは違う砲撃に直感的に危険を感じたのだ。
『フィールド展開!!』
その後ユリが指示をする前にフィールドを張り、攻撃に備える。残していたパイロシューターはフィールドの前に消え、後は砲撃のみだ。
「判断は悪くないですが……残念ですね」
『!?駄目、マスター避けて!!』
不意にユリからの警告で身体が反射的に動く。それと同時にフィールドに砲撃が当たるが、フィールドを貫通して砲撃が襲ってきた。
「何!?」
砲撃は左腕のアーマーに当たり、アーマーを溶かしていく。
『パージするよ!!』
ウィルスの様に広がっていく熱にそれ以上の被害が出ない内にアーマーを一部パージした。
「そんな事が出来るんですか!」
シュテルが驚く中、俺も驚きを隠せなかった。
「ダメージが継続していく攻撃………」
ユリの警告が無ければ身体に当たり、早いうちにアーマーが駄目になっていたかもしれない。
「面白い………!!」
『喜んでる場合じゃないよ、どうするの?』
「どうするもこうするもない。まだまだシュテルには俺の知らないスキルもあるだろうし、予想だって出来ない。だったら実際その場で対応していくしかないだろ」
『完全に後手だよ
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