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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL13 VSシュテル
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ど………」
「いいよ、やろうやろう!!あっ、でも俺初心者だけど………」
「構わないよ、俺もつい最近始めたばかりだし」
「そうか!!俺神崎大悟、よろしく!!」
「加藤桐谷だ、こちらこそよろしく………」
明るい雰囲気の中始まるブレイブデュエル。しかし神崎はこの後地獄を見る事になる………
「ごちそうさま」
夕食を終え、約束の時間がコツコツと迫る。
「王、ごちそうさまです」
普段も口数が多い方ではないが、今日のシュテルは一層口数が少なかった。
「大分勝負に向かって集中してるわね〜それでは挑戦者の零治選手、今日の戦いの勝算は?」
キリエがエアマイクを向けて聞いてきた。いつもの悪ふざけではあるが、俺をリラックスさせるつもりでもあるのだろう。
「勝算は正直言って無い。どんな手を考えても通じる策が思い浮かば無かった。だけどそれが逆に吹っ切れた。策が無くても勝算が無くても、俺の今の全てをぶつけて必ず勝つ!!」
それが俺の悩んだ末の結論。神崎との戦いで身体を動かした影響もあり、頭がスッキリして色々と吹っ切れたのだ。
「ふふっ、楽しみです」
そう言ってシュテルは部屋を出て行った。
「シュテるんは完全に戦闘モードだね」
「我等も楽しみだな」
「レイ、頑張れ!」
「ありがとうユーリ」
ユーリの頭を撫でてシュテルの後に続く。
これから行うバトルは今までで一番過酷な戦いになるだろう。
「やってやるさ……」
しかし今までで一番高揚している自分が居た………
「ステージの希望はありますか?」
「空の上で良い」
「街や森の様な障害物があるステージではなくて良いのですか?」
「ああ。1番最初のステージが空だったから」
「………分かりました、レイがそう言うのなら」
そう答えるとその話を聞いていたユーリがステージの設定を行う。
「いやぁ、楽しみだね」
そんな中、グランツ博士はワクワクした様子で始まるのを今か今かと待っていた。
「お父さん、ご飯は良いんですか?」
そんな父親に声を掛けるアミタ。キリエと父親を挟むように立っている。
「これを見てから食べるよ。いやはや、本当に間に合って良かった」
「昨日も遅かったし何か急ぎでやらなくちゃいけない事でも?」
「もう大会が近いからね。セキュリティ強化ともう1つ、ブレイブバトルの予定とか段取りの確認、修正をね」
「ブレイブデュエルの甲子園バージョンって話よね?」
「うちの生徒会長も楽しみにしてます。まだ部員募集中で、出場人数が足りませんけど」
「ランキング戦の後を予定しているからまだまだ時間はあるよ。告
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