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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
第百二八幕 「燃える闘魂?」
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期からこのセラフィーナ・オルコットがIS学園で教鞭を執る、と言っているのです。既に決定事項ですわ』
『意味が分からないのですが、何をおっしゃってるのでしょうかこのいかれ貴族は?』
『ですから、昨日すこし国家代表とISで模擬戦をして叩きのめしてIS操縦適格も示したうえでIS学園に教鞭を執る旨を打診し、快諾を頂いたと言っています。三度はいいませんよ?わたくしも貴方とともに学園に行きます』
『失礼ながら、馬鹿ですか貴方は!?オルコット家の仕事はどうする気なのです!!』
『向こうから指示を出しますし、カルロにも負担してもらえば何の問題もありませんわ。とにかく、2学期からは貴方を一から指導し直すのでそのつもりで!!』
『そのつもりで、ではないでしょ!!学園に来てまで私のやることに口出しするつもりなの!?親が子供を支配できるなんて考えないでちょうだいッ!!』
『先ほどから親に対してその口のきき方は何です、はしたない!!』


 全国生放送である。繰り返す。これは、全国生放送である……というか、全国どころか世界に配信されているんじゃないだろうか。

「………何やら、衝撃的な事になってる……ね?」
「……………僕、あのセラって人とやっていける自信がない」

 なんか、ベル君のことよりものすごい勢いで互いを罵倒し始めた愉快なオルコット親子の人間関係の方が気になってきた。
 
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