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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
7:よく考えて行動しよう。色んな意味で命取りになる。
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良い武器を手に入れたって戦いたくならない。何故なら、戦いは武器でするんじゃないからだ。戦いは心でするんだ……相手を傷付ける事・自分が傷付く事・相手の守りたいモノを壊す事・自分の守りたいモノを壊される事、そんな事を考え心で戦うんだ。武器を手に入れただけで戦いたくなるなんて、まだまだ戦いの何たるかを理解してない者の証明だ」
「……そ、その通りですね。私はまだまだ未熟者……リュカさんと仰いましたね。かなり御高名な戦士様とお見受けしました。どうか私を弟子にして下さい!」
「ヤダよ! 弟子とかそういうの面倒臭いし、何より戦士じゃねーし……
先刻
(
さっき
)
言っただろ、ビルダーだって!」
「ビルダーとは何ですか? 戦士の異名ではないのですか?」
「違ーよ……アレフガルドを復活させるのがビルダーの仕事! 今はメルキドの町を再建してるだけだけど……」
「なる程……ビルダーとは町を再建させる存在なんですね。では私にも手伝わせて下さい、そのメルキド再建のお仕事を! 私の祖父は、昔のメルキドで警備兵をしていたんです。是非リュカさんが作るメルキドの警備兵にして下さい」
う〜ん……面倒臭そうな男だな。
でも人手は必要だし、俺が出かけてる間に敵が襲ってきた時用に警備の者も配置したいし、ロロンドは当てにならなそうだし、ロッシも協力的じゃないし……うん、ピリンの安全を考えて、コイツを町に連れて帰ろう。
「僕はビルダーだから、戦い方とか教えられない。でもビルダーとして、町に襲いかかってくる敵は撃退するから、それを見て学べば良い。そんな感じで良ければ、一緒にメルキドを再建させようじゃないか」
「は、はい。宜しくお願いします!」
俺とケッパーはしっかりと握手をし、友好を誓い合う。
そしてそのままキメラの翼を使い拠点へと帰還する。
(メルキド)
拠点へ帰り着くと、皆にケッパーを軽く紹介し、とっとと作業部屋へ入ってゆく。
ヒゲ
(
ロロンド
)
の時もそうだが、みんな子供じゃないんだから、勝手に自己紹介とかするだろう。
俺は大倉庫などの作成で忙しいのだよ。
先ずは今も言ったが大倉庫を作る。
ブナの原木を木材にし、そこから制作開始だ。
ヒゲ
(
ロロンド
)
が教えてくれた通りに作業を進めると、いとも容易く完成した。
しゃくに障るが我慢しよう。
一旦作業部屋を出て大倉庫を設置することに……
取り敢えず今まで適当に置いてあった収納箱と共に、新たな部屋を作って1カ所へ配置する。
良いねぇ……これで拠点内が片付くよ。
作業部屋へ戻ると、次に行ったのは炉作りだ。
銅や石炭を手に入れたので、それらを加工出来る物が必要になる。
そして思い付いたのが“炉と金床”だ。
炉と金床を作ったら今度は銅の剣作りだ。
銅を手に入れた
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