4話
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ないのか?キャンディー達を、メルヘンランドの皆をハッピーにする方法を……
「……プリキュアの力…」
「クル?」
みゆきの呟きにキャンディーが振り返る
「プリキュアが見つからないなら、わたしがプリキュアになる!!」
「…みゆき」
みゆきは願う。強く、強く、皆を救う力を
「お願い!ロイヤルクイーン様!わたしに力を!皆を救う為に!皆を笑顔にする為に!皆をハッピーにする為に!!」
みゆきの心からの叫びは、自身を包み込むピンク色の光によって体現された。
「これって…」
自身を包み込む光に驚愕するみゆきの手元に一つのアイテムが現れる
「スマイルパクトクル!!みゆき、これはプリキュアの変身アイテムクル!!」
「え?それじゃあ……」
「みゆきはプリキュアに選ばれたクル!!」
キャンディーの言葉に、みゆきは驚きながらも内心は喜びに打ち震えた。自分の願いが届いたのだと
「キュアデコルをスマイルパクトにセットして、『プリキュアスマイルチャージ』って叫ぶクル」
「うん!プリキュアスマイルチャージ!!」
ここに伝説の戦士である一人目のプリキュア『キュアハッピー』が誕生した。
「……みゆき」
悟飯は驚愕していた。髪型や髪の色、服装まで違うが、この少女はみゆきだと悟飯は気で感じ取っていた。みゆきの気に変化は無い。一般人のそれだ。だが、みゆきの中に気とは違う、別の強大な力がある事を感じ取った。
「キラキラ輝く未来の光、キュアハッピー!」
ビシィ!と決めポーズを決める、みゆき改めキュアハッピー
「………」
「………」
「………」
「悟飯君!」
「え!?あ、ああ」
「わたしも手伝うよ!」
全員が呆気にとられる中、ハッピーの呼びかけにいち早く我に返った悟飯は、彼女の言葉に驚愕する
「アカンベーは、プリキュアが倒さないと駄目なの」
「え?それはどういう…」
ハッピーの言葉に、悟飯は問いただそうとするが、その前に
「行け!アカンベー!」
「アカンベー」
ウルフルンの指示により、アカンベーが襲いかかってきた。
「ーッ!来い!」
悟飯は構えるが、アカンベーはジャンプして悟飯の上を通り越し、ハッピーへと向かっていった。
「え?…う、うわァァァァ!こっち来たァァァァ!」
「ちッ」
アカンベーはそのまま右拳を、ハッピー目掛けて振り下ろす。その一撃はアスファルトを砕き、辺りに粉塵が舞う。
そして、粉塵が晴れた時、そこには誰もいなかった。
「ふぅ、ヤバかったな。間に合って良かった」
悟飯はハッピーを抱えたまま、数百メートル上空で静止していた。あの時悟飯は、超スピードでハッピーの
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