機動戦艦ナデシコ
1282話
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しい。
確かに一昔前のスーパーロボット系アニメだと、死んだ筈が実は生きてましたって味方の援軍になって出てくるのも珍しくはない。
……いや、一昔前って言っても、既に俺のその辺の感覚は色々と違うけどな。
新西暦の時代に生を受けたんだし。
……あ。更に気が付いた。その熱血系を原作において素でやった奴がいたな。
シャドウミラーの既婚者でもあるムウが。
まぁ、原作でも最終的にはアークエンジェルの味方になりはしたが……キラがスーパーコーディネイターだったら、ムウは差し詰めスーパーナチュラルか?
でもスーパーナチュラルとなると、マリューの方が相応しいよな。
色んな意味で他のナチュラルより強力だし。
そんな事を考えている間に、やがてエリナとヤマダの言い争いが終わったのだろう。
それぞれが模擬戦の準備を始めていた。
俺もそれに負けじと、模擬戦の準備を始める。……まぁ、距離を取って機体のチェックをするくらいしかやるべき事はないんだが。
やがてそれぞれの準備をするように言われてから5分が経ち……
『模擬戦、始め』
その言葉と共に、模擬戦が開始される。
一先ず俺がやるべき事は、エステバリス5機の位置の把握だな。
テスラ・ドライブとエナジーウィングを使った移動で一気にエステバリスがいると思われる方へと向かって突っ込んで行く。
今回の模擬戦は、模擬戦という戦闘システムの関係上バリアの類は展開していない。
まぁ、ぶっちゃけバリアが展開していると無条件で敵の攻撃を全て無効化してしまい、実質的にミロンガ改が無敵になってしまうという問題があるからだ。
もっとも、エステバリスの攻撃を受けてもミロンガ改のバリアを抜けるとは思えないが。
ミロンガ改のバリアを抜くのなら、それこそナデシコのグラビティブラスト辺りを持ってこないといけないだろう。
……まぁ、そうなったら回避すればいいだけだが。
ともあれ、バリアの禁止はエステバリス側も同様である以上、文句は言えない。
そんな風に考えながらエステバリスがいるだろう方へと向かってミロンガ改を進めていくと、やがて予想通りの光景が目の前に広がる。
即ち……
『行くぞ、アクセル! ガイ・スーパーアッパァッ!』
そんな掛け声と共に、ヤマダのエステバリスがナイフを手にして一直線に俺の方へと向かって突っ込んで来る。
やるんじゃないかと思っていたし、予想もしてたが……本当に何を考えてるんだ、ヤマダの奴。
エステバリスとミロンガ改の絶対的な性能差は既に理解している筈だし、パイロットの操縦技能として考えても俺の方が上だ。
……やっぱり根性で何とかなると思ってるのか?
ともあれ、折角こっちに向かって真っ直ぐに突っ込んできてくれているのだ。早速ウリバタ
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