第七十九話
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いるだけに自信満々だな。嬉しいよ。まあその過信が仇となるんだが。……俺にとってもっとも有利な条件なのに戦いに来たこと、そしてお前にとって勝利への必須条件であるガキのサポートを放棄してここにまで来たという幸運に感謝せねばならないな。運も能力の内だからこれは仕方が無いってことだよ」
と、ニヤリと笑う。
俺はニコリと微笑み返す。
「全ての幸運をお前が持ち、勝利のための全ての条件を揃えたとしても、そしてすべての不運が俺に降りかかっているとしても、結局のところ……勝利するのは、俺だ」
「そこまで根拠も無く言い切れるお前に感心するよ」
漆多はそう言うなり、俺に向けて駆け出した。
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