暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?再会の約束〜Appointment for Reunion〜
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†††Sideなのは†††
夕方となって、最後に行くところは夕ご飯用の食材を買いに行くためのスーパーだと決めて、その前にもう1軒どこかに行こうって話をしながら街をみんなで歩く。その途中に、にゃあにゃあ、猫の鳴き声が聞こえて来た。と思えば、「シュテル・・・?」がバッバッと周囲を見回し始めた。
「わぁ、可愛いですぅー♪」
ユーリが鳴き声のするところへ向かってトテトテと駆け出した。その先にあるのは「猫カフェ・・・ですか?」アミタさんの言う通りたくさんの猫と戯れることの出来る喫茶店だ。シュテルはそそくさと猫カフェの窓へと早足で向かって、「にゃ、にゃ〜?」張り付くように猫の鳴き声を真似た。どうしよう、シュテルが可愛過ぎる。
「シュテル! 可愛いですね〜♪」
「はい。とっても」
「「「にゃー、にゃー♪」」」
アリシアちゃんとリインとレヴィも窓に張り付いて鳴き声を真似る。ディアーチェが「えーい! 客が困っておるだろう! 離れんか!」窓を隔てたすぐそこはテーブル席がある。当然お客さんも居て、窓にへばりついてるシュテル達に困惑してたからディアーチェからのお叱りだ。
「なのは。ここに入ればこの愛らしい子たちと触れ合えるのですか? そうですよね?」
「え、うん。その為のお店だから・・・」
「そうですか。王!」
「言わずともその顔と目を見れば解るわ。おい、子鴉。次はここだ」
「はーい♪」
というわけで、みんなで猫カフェに入店。お金は帰り際に支払う後払い制だから、そのまま私たちは猫のたくさん居る場所へ向かう。店内にはいろんな種類の猫が居て、それを見たユーリ達から「可愛いです〜?」ハート乱舞が起こる。
「にゃ〜、にゃ〜? にゃあ」
シュテルも自分に群がってくる猫と目線を合わせるためにしゃがみ込んで鳴き声を真似た。私の知る限り表情の変化がちょっと乏しいシュテルだけど、猫を相手にしたらかなり柔らかく微笑みを浮かべてる。私は携帯電話を取り出して、そんなシュテルの写真を撮る。
それから私たちもそれぞれ猫たちと戯れる。猫たちは本当に自由気ままで、私たちの注文したお菓子(ちょっとダイエットしないとダメかな〜・・・)やお茶を狙って来る。まぁ、近付いて来てくれるのは嬉しいかも。
「なんかアイルちゃん。お嬢様って感じだね」
「気品あふれる私の元には、気品あふれる猫が近寄るのですわ」
肘掛椅子に脚を組んで座るアイルの膝に、真っ白なペルシャ猫が蹲ってる。確かにお嬢様って感じがする。すずかちゃんはそんなアイルの写真をカシャカシャっと撮る。そんなすずかちゃんの肩にはアビシニアンが1匹乗ってた。
「あはは! 王さまんところには来ぉへんな〜!」
「ふ、ふん! 別段なんとも思わんわ。我のカリスマに
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