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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?再会の約束〜Appointment for Reunion〜
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「午後からでも良いんじゃないかな〜」

「そうだよ。午前の数時間を使えば・・・」

はやてとなのはとフェイトが名残惜しそうに引き止めようとしている。今はまだ午前9時。確かに3日目に帰ると言ってはいたが、さすがに早過ぎると俺も思う。しかし「ごめんなさい」アミタが謝り、「わたし達もそうしたいけどね〜」キリエもまだ残りたいと言う。しかし・・・

「博士を置いて来てますし、そろそろ帰ってあげないといけないです・・・」

「側にエフェルが居るにしても生活能力が乏しいであるゆえな」

「私たちが側に居ないといけないのですよ」

「私たちの帰りを待っていますわ」

「それに、他の住民たちもきっと」

「だから、ボク達も本当はまだ居たいけど・・・」

キリエ達の居場所はやはりグランツ博士の側なのだ。それが解るからこそ「そっか」アリサが頷き、「それじゃあ早く帰ってあげないとね」すずかが目を擦った。はやて達もアミタ達の帰りを待つ人たちが居ることに、彼女たちを引き止める事を諦めた。

「みなさん、ルシリオン。本当にありがとうございました!」

「ではな。子鴉、それにリインフォース・ツヴァイ。良い時間であった」

「なのは。再戦はまたいずれの未来で。それまではさようならです」

「オリジナル、姉っ子! バイバーイ! アホ犬もついでだ!」

「アリサ、鉄槌の騎士。次に逢う時はもっと強くなっているでありますよ!」

「すずか。次に招待する時、茶葉のお土産をよろしくお願いしますわね」

「それでは。名残惜しいですが、私たちはこれにてお暇させていただきます。お世話になりました! みなさん、次に逢う時までお元気で!」

「それじゃ行くわね〜。執務官も元気でね〜!」

アミタ達はそれぞれ荷物を手に、俺たちに手を振る。

「またな、ユーリ!」

「王さま! 元気でな〜!」

「バイバイですぅ〜!」

「シュテル! またね、またね〜!」

「レヴィ! 元気でね!」

「バイバーイ!」

「あたしの名前はアルフだ! いい加減に覚えろ!」

「ええ! あんたも強くなってなさいよ!」

「言ってろ! 次もあたしが勝つかんな!」

「判った〜! 必ず持ってくから〜!」

「アミタ、またね〜!」

「ああ、元気でな!」

「お元気で〜!」

「じゃあね〜!」

「ああ! 元気で!」

俺たちも大手を振って、空へと上がって行くアミタ達へと再会の約束を返す。こうしてアミタ達は、広く澄みきった大空の中、彼女たちの家族が待つあるべき世界へと帰って行った。

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