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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?再会の約束〜Appointment for Reunion〜
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「ええい! ちょこまかと!」
王さまも本気で当てに行くんやけど、「あたっ!?」手痛い反撃がルシル君から戻ってくる。ルシル君はホンマに背中にも目があるみたいに完璧に避けてく。そやけど「えーい!」リインとユーリが枕を持って特攻。枕で直接叩いたり、手で捕まえたり攻撃するんは禁止やけど、投げる距離は自由や。
「はい。残念」
距離を開ける最中に枕を拾い上げたルシル君は、自分を追いかけてくるリインとユーリへ投擲。その瞬間を狙っての「えい!」わたしらの一斉攻撃。そやけどルシル君は大きくジャンプして全弾回避。そんで華麗に着地したルシル君は側に落ちてる枕を拾い上げようとして・・・
「あたっ?」
頭上から降ってきた2つの枕の直撃を受けた。すると「やったですぅー!」リインと、「やりましたー!」ユーリが大喜びでハイタッチ。わたしらも「作戦成功!」って喜び合う。不思議そうな顔をしてるルシル君に「実はですね〜・・・」アミタさんが説明する。
リインとユーリの接近を枕で迎撃したルシル。その隙を狙ってのわたしらの一斉攻撃。それを躱したまでは良い動きやったけど、わたしらの一斉攻撃はあくまで目くらまし&その場に足止めするためのものや。迎撃されたリインとユーリは、わたしらの一斉攻撃の最中に枕を天井近くまで放り投げた。
「一斉攻撃の理由は、ジャンプさせて回避させるため。そしてルシリオンさんに枕を拾わせやすくするためなのです」
「そういうわけなのよん♪ あとは、弧を描いて落ちてくる枕にルシル君が気付かないで居てくれるように願って・・・、アウト〜♪」
「やられた」
ルシル君のお手上げを見た瞬間、「はふぅ」リインとユーリがパタリと倒れ込んだ。シャマルとディアーチェが近寄って、ホッと安堵した。どうやら2人は眠ってしまったようや。ルシル君が「もう12時過ぎてるな」時刻を確認。時刻を聴いた瞬間に「ふわぁ」急に眠気が襲って来た。
「もう遅いし、寝ようか」
シャルちゃんに「さんせ〜」したわたしらは、決めたペアと一緒に布団に入る。わたしの隣には「王さま〜」が居る。王さまも「ふわぁ」大きなあくびをした。
「おやすみ〜」
「うむ」
目を瞑れば、すぐにわたしは夢の世界に旅立った。
†††Sideはやて⇒ルシリオン†††
朝となり、朝食をみんなで頂いた後、いよいよフローリアン家の帰還の時間となる。昨日、商店街で購入した様々な物が収められたビニール袋を1か所に集める。クロノも荷物運びという理由をつけて、キリエと別れの挨拶をさせるために呼び出しておいた。2人の間に恋愛感情なんてものは一切ないが、事件当時に何かあったのかキリエはクロノを気に掛けているんだよな。
「もうちょいここに居ってもバチなんて当たらへんよ〜・・・」
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