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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?再会の約束〜Appointment for Reunion〜
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室はホンマに広いからルシル君とザフィーラを除く女子全員が余裕で入れる。

「王さま〜! 背中洗い流しっ子しよ〜!」

「良かろう。その手際を見せてもらおう」

案外あっさりとOKをくれた王さま。ちょう拍子抜けしたけど「うん!」王さまのすべすべな背中を泡立てたタオルで洗う。ホンマに不思議な感じや。悔しいことに胸の大きさには差が出てるけど、それ以外はわたしとおんなじ。自分の背中を洗ってる感じや。

「ほう。上手いではないか」

「わたしのツボなんよ、ここ♪」

シャマルやアインス、シグナムにヴィータと背中を洗ってもらってきた。わたしが気持ちええって思うたところを重点的に洗ってみれば、王さまもそこが気持ちええツボやったわけや。

「アリシア。背中向けな。あたしが洗ってやるよ」

「ありがとアルフ♪ あ、レヴィ! レヴィの背中も洗ったげる!」

「お? 姉っ子の力でボクを満足させられるかな〜? オリジナル。背中を向けろ。ボクが洗ってやるぞ!」

「え、ありがとう。それじゃあ私はシュテルの背中を洗うよ」

「では私はなのはの背中を洗いましょう」

「ありがとうシュテル♪ 終わったら私もシュテルの背中を洗うよ」

「じゃあリインがユーリの背中を洗うです!」

「で、では私はアイリの背中を洗います!」

「う〜んと、アイリは・・・アミタの背中を洗うね♪」

「ありがとうございます。では私は・・・シグナムさんの背を」

「む。そうか。・・・キリエの背は私が洗おうか」

「どうも〜。ならわたしはシャマル先生のお背中を洗おうかしら〜」

「なんかゾクッとしたけど、ありがとうキリエちゃん。それじゃ私はすずかちゃんの背中を」

「それじゃあ・・・アイル、私が洗ってあげる」

「お願いしますわ。アリサ。背中を向けなさいな」

「そ? じゃあお願いしようかしら。フラム」

「お、感謝でありますよ、アリサ。ではリインフォースの背中は私が洗うであります」

そんなこんなで背中や髪の毛の洗い流しっこを順番に繰り返して、「ふは〜」湯船に一緒に浸かる。明日の今頃には王さま達はエルトリアに帰ってるんやろうな。隣で気持ち良さそうに目を閉じてる王さまを横目で見る。なのはちゃん達はそれぞれ自分をオリジナルとしたシュテル達と楽しそうにお喋りしてる。

「王さま、あのな・・・」

「ん〜? なんだ子鴉。我は今、風呂の心地よさで寛大である。申してみよ〜」

「今度はいつ逢えるん?」

「さてな。こちらとエルトリアは大きく離れておる。転送装置もそうそう何度も使える代物でもなし。我らも帰還後はエルトリアの復興に時間を割かれるため、数年は会いには来れん。うぬらが来るにしても、人間は転送に耐えられんと来てお
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