暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?再会の約束〜Appointment for Reunion〜
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
お腹に乗ったりと自由に3人とスキンシップを取ってる。そして私も・・・
「にゃ〜? にゃ〜♪」
自分のところに来てくれる猫の顎や背中を撫でたり、「なのは。隣よろしいですか?」シュテルと一緒に写真を撮ったりと、猫カフェを楽しむ。
「?? 猫がゴロゴロ言い始めました。びょ、病気ですか? なにか体調が優れないのですか?」
「にゃはは。落ち着いてシュテル。それはリラックスしてるんだよ。シュテルの撫で方が良いんだね」
「そ、そうですか。良かったです」
シュテルはホッと安堵して「ここが良いのですか?」柔らかい微笑みを浮かべて膝に乗る茶猫の喉やお腹を撫で続ける。それを眺めてると、「あ、また新しい猫が来てくれました」シュテルの足元に真っ白な猫やって来た。そして私とシュテルをチラチラと見る。
「あれ? 口の周りを舐め始めた・・・?」
「餌の欠片でも残っているのでしょうか・・・?」
ぺろぺろって口の周りを舐める真っ白な猫。どうしたのかな?って口の周りを見ていると、「あー、それは迷っているんだな」大人モードのままなルシル君がやって来た。その肩には真っ黒な猫を乗せてる。
「転移行動というやつだな」
「「転移行動・・・?」」
「相反する思考がぶつかって、思考がもつれた際に起こる行動だな。人にも似たような行動があるんだ。こう困ったりすると頭を掻いたり、腕を組んだりするだろ? あれも転移行動の一種だ。おそらく、なのはかシュテル、どちらに構ってもらおうかって悩んでいるんだろうな」
とのことだった。私とシュテルの顔つきが似てることもあるのかな。シュテルと一緒に「にゃあ、にゃあ♪」って鳴き声を真似る。するとその猫は、フゥーってシュテルの膝に乗ってる茶猫に威嚇を始めちゃった。
「あぁ、いけません。喧嘩はダメですよ」
珍しく、というより初めて見るシュテルの困惑顔。でも膝に乗る白猫もとうとう、フシャーって臨戦態勢。そんな2匹の姿にシュテルが「喧嘩はダメです」ポツリと呟くと、2匹の猫は威嚇を止めて大人しくなった。
「良い子ですね。喧嘩はいけません。仲良くしましょう」
そう言ってシュテルは身を屈めると白猫を左手で抱え上げて、自分の膝に乗せた。茶猫と白猫はさっきの威嚇が嘘のように寄り添いながら蹲った。両手で2匹の猫を撫でるシュテルを撮る。今日1日で撮ってきた写真データ、あとでプリントアウトして渡そう。ゲームセンターで撮ったプリクラを張るために書店でプリクラ帳も買ったし、シールとしてプリントアウトすれば大丈夫だと思う。
「あの、そんなに吸ってもお乳は出ませんよ?」
2匹の猫がシュテルの服をちゅうちゅう吸っては前脚でギュッギュッと押し続ける。確か幼い頃のおっぱいを飲む癖が出てきちゃうこともあるんだっ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ