1部分:第一章
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い国っていうか街だな」
「どうだ、世紀末だろ」
「地震が起こった後の関東みたいだな」
この場合は二つのパターンがあった。
「ナタみたいなジャックナイフ持ってる大男がいるか魔界都市か」
「そういう感じだろ」
「しかもバケモノみたいにでかい鼠もいるのかよ」
この鼠がだ。これまた問題だった。
「人間の子供襲って食うのか」
「なっ、凄いだろ」
「こんな世界にいたら生きていられねえな」
少なくとも平和に慣れた日本の高校生では無理だった。おそらく普通の国で暮らしている人間ならば誰でもであろう。その域にまで達していた。
「この国にはな」
「っていうか内戦状態か?」
「いや、戦争にはなってないぞ」
少なくともだ。そこまでは至っていないのだ。
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