第1章
第3話 変態の川流れ
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暁は意識が失い欠けたその時何者かが自分の身体に手をかけ水上まで引っ張った。
彼方「ブハッ!ゴホッゴホッハァハァ…」
?「お!生きてるかい?私が近くの沖まで連れてくよ。ちょっと待ってな」
普通の人間だったら川の流れに沿って泳ぐだろう。けれども、そいつは違った。そいつは川の流れに歯向かって泳ぐ。人一人抱えてだ。常人なら有り得ないだろう。
無事に沖まで着いた。暁は川に流れさただけで行きが荒いのにそいつは息が乱れてもなく寧ろ誇らしげな顔をしていた。だが、その誇らしげな顔もすぐに解ける。
?「ひゅい!なっ…なっ何て格好してるんだい!?まさか、裸で泳いでたのかい!?」
そいつは顔を赤くしている。多分男の裸をあまり見た事が無いのだろう。
彼方「ハァハァ…助けてくれてすまないな。袴を履いて魚を取っていたんだがな、足を攣っちまったんだ」
裸で人里に行って追いかけ回されたなんてとてもじゃないが言えなかった。
?「アハハハ…それは災難だったねぇ。けど、ここは川の流れが強いから滅多な事じゃない限りここで漁はしないんだけどねぇ…」
彼方「あっああ!俺はまだここに来て数時間しか経っていないからな。腹ごしらえに魚を取ろうと思ったんだ」
?「ここに来て数時間しか経っていないって…あんた外来人かい!?」
彼方「確かに外来人って言われれば確かにそうなるな」
?「こりゃあ、珍しいねぇ。外来人なんて滅多に来ないから。嬉しいよ!少し聞きt(グゥ〜〜」
数時間も山道を歩き里の人に追いかけ回されたのだ。流石に腹が減る。
?「アハハ!腹が減ってるのかい。いいよ、食べさせてあげる。私の名は【河城にとり】。妖怪で言うと河童だよ」
彼方「(にとり?…あのにとりか!)」
彼方「俺の名は彼方。暁 彼方だ」
にとり「わかった、彼方ね。人間と河童のよしみだ。付いてきて。あと…下のモノをしまってもらっても…いいかな?」
彼方「お…おう。すまないな」
にとりに連れられて来たのは河童のラボ?見たいな場所にだった。
彼方「おぉう。何か幻想郷に馴染まないなぁ」
にとり「そうだねぇ。そんな事言ってもらえると何か嬉しいねぇ」
にとりに連れられて突き進んで行くと機械に囲まれた場所に一つだけ座敷があった。そこにはちゃぶ台やポットがあり、生活感がただよっている。にとりは座敷に上がり奥から何かを持ってきた。
にとり「少し待ってな。飯の用意をするから。あと、これ着るもの。それじゃ、寒いだろ」ポス
彼方「本当にすまない!ありがとう!」
にとり「イイってイイって。ちゃんとお礼もしてもらうし」
暁は座敷に上がり、服を着ることにした。ウェットスーツ見たいで着る奴の大きさに合わせてくれるら
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