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デート・ア・セブン〜七つの大罪と美徳〜
プロローグ
のんびりとした始まり
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に、はたまた隕石が墜落したみたいに削り取ってしまったかのように、何の比喩でもなく、何もなくなっていたのだ。
死傷者数、およそ1億5千万人。人類史上第二の大被害を起こした災害である。
そしてその後約半年間、規模が小さい空間震が、世界各国で似たような現象が発生した。
士道の覚えている限りでは――およそ50例。狐珀は70覚えているらしい。
そして、その1年後、ロシアの4分の1の規模を、約1日間、常に広がり続けついには、約3億人という最初に起こったユーラシア大空災の倍近い死傷者を出し、被害総額は10兆を超えるんじゃないかと言われ、重要な世界遺産や文化遺産という重要なものさえも全て消し炭にしてしまった大災害。この空間震は後に「ロシア大空災」と呼ばれ、恐れられている。
その後、さらに空間震の両は増えた。
士道の覚えている限りでは――およそ50例。狐珀は70覚えているらしい
無論、日本も例外ではない。
ロシア大空災の約6カ月後、東京都南部から神奈川県北部にかけての一帯が、まるで消しゴムでもかけたかのように、円状に焦土と化したのである。
ロシア大空災の6カ月後、東京都南部から神奈川県北部にかけての一帯が、まるで消しゴムでもかけたかのように、円状に焦土と化した。

・・・話を戻すが、何故狐珀が恩返しと言っているのかというと、彼が家族全てを失い、感情さえも失い、ノイローゼ気味になり、同じだった中学校にも全く来なくなったことに気づき、士道や琴里は狐珀に学校の面白い話をしたり、ほぼ強制的に色々な場所へと連れて行った為、ノイローゼ気味だった彼は次第に立ち直り、学校へも通うようになっていったのだ。
「それはよかった」
二人と狐珀を見て士道はふぅと嬉しさ混じりに安堵の息をついた
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