1部分:第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
」
「実際には何もない」
「そういうものだっていうんですね」
「そりゃ幽霊とかはいるかも知れませんよ」
先生にしろその可能性は否定しなかった。
「けれど。そういうのがいても」
「いても?」
「大丈夫だっていうんですか?」
「僕実家神社なんで」
先生が大丈夫だと言う根拠はここにある様だ。
「一応神主の資格もありますし」
「御祓いできるんですか」
「それも」
「できますよ。御守りも持って行って」
先生はそれに止まらなかった。
「兄貴が神社継いでるんですけれど兄貴の奥さんの実家お寺で」
「ではお札もですか?」
「貰えるんですか」
「実際貰ってますし」
既にあるというのだ。
「あと神父さんに知り合いがいて」
「神父さんからは何を?」
「何を貰うんですか?」
宗教的にはかなりいい加減な話が続く。日本ならではだろうか。
「十字架と大蒜と聖水も」
「吸血鬼が出て来ても大丈夫ですか」
「そういうのも」
「流石に木の杭とか銀の弾丸とかは無理ですけれど」
吸血鬼だけでなく狼男の話も入る。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ