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「ああ、先生の精液がこんなに……?」
シルヴィは嬉しそうに精液風船と化した使用済みコンドームに頬ずりして、はむはむと甘噛みをする。
そのままゴム膜を破って中の精液をぶちまけ、飲み干そうとするシルヴィを制した。
「シルヴィ、ちょっと待って! ステイ!」
「え? なんでですか先生」
「それは取っておく、僕に返しなさい」
「お預けですか? そんなぁ……」
身をくねらせるシルヴィを尻目に、地下室にある氷を並べた貯蔵庫に29個の精液風船を運び込む。
ひんやりとした氷蔵庫には精液をいっぱいに蓄えたコンドームが無数にぶら下がる。
そこはランプの光をかざすと青白く光る、幻想的な空間を作り出していた。
「よし、これだけあれば明日にでも……!」
最新の科学化学医学を駆使して、ついに0.05mmというこの世界では計測しえないうすうすコンドームを開発量産し、毎晩ゴムエッチに励む僕とシルヴィだったが……。
彼女にとっても僕にとっても、やっぱり生エッチは欠かせなかった。
安全な日には一晩に何十発も膣内射精し、同時絶頂の回数を数えるのを何よりの楽しみとしていた。
だが……シルヴィは危険な日でもやっぱり生がいいとしきりにせがんでくる。
僕はそのたびに「ゴムに出せば全部の精液が溜まるから、僕がどれだけ出したか一目で分かるよ。健康状態のチェックにもなる」とか、
「精液をずーっと観察してると成分が分離して、上が白く濁り、下は透き通ってくる。
そのころには精液は粘り気を失いサラサラになって、精子が子宮口や子宮を上りやすくするんだ」とか言って、
医者として当然の性知識でシルヴィの関心を引き、勉強させることで生エッチへの欲求を逸らし続けていたが……。
ついに彼女は、我慢の限界に達すると夜中に僕の下着を脱がせて自分で跨ってくるようになってしまった。
そんなシルヴィを、今までは仕方なく口と唇で塞ぎながら胸と豆粒と膣を指で弄り倒し、
医者の義務として30回ほど絶頂させて落ち着かせていたが……。
ここは一計を案じ、危険な期間のセックスを全部ゴムエッチとお口とお尻で我慢できたシルヴィにご褒美をあげることにした。
「先生! 危険日を過ぎました?? 生エッチしてください!!????」
「シルヴィおいで。その前にご褒美をあげる」
「ご褒美ですか……? わあっ!!」
バスタブに1ヶ月間氷蔵庫に貯め込んだコンドームの中身を注ぎ込み、暖める。
浴室はむせ返るような生臭い精液の匂いに満たされ、淫らな湯気で満たされていた。
「シルヴィ、今日はこれに入って思いっきり楽し……シルヴィ!?」
「あ、い、いぐゅぅうっっっ…!!?!?!????」
シルヴィの体が大きく跳ね、絶頂に震えた。
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