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ガールズ&パンツァー SSまとめ 西住みほと角谷杏(暴力シーンあり)
その2
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の動き、よくわかりませんでした、もう一度踊ってください」
みほがぐっと顔を近づける。やめて。私を見ないで。
おおよその女子高生とは違う貧相な私の肢体をそんなに見つめないで。
「会長、お願いします」
「……はい」
彼女の視線は……汗だくになった、体毛の生えていない私の股間に釘付けになっている。
「あっ……」
「止めないで、続けて下さい」
逃げ出したい、もう逃げ出したい。
でも逃げ出したらどうなるか……考えたくない。
みほを戦車道に繋ぎ止めておくためには、彼女の奥に潜む狂気に応え続けねばならない。
やるしか、ないんだ。
私は身をよじり、腰を振り、全身を動かし、汗と涎と……を撒き散らしながら、踊り続けた。
「ありがとうございます。だいたい分かりました」
みほがやっと、私を解放してくれる。
「ふ、服着て、いいかな……?」
「私も踊ります、会長はそこで見ててください。正座で」
「正座……?」
床に座り込み、下着を掴みかけた私はその場で凍り付く。
「真剣に踊りますから、会長も真剣に見ててもらえると嬉しいです」
視界がぐにゃりと歪む。
みほが、私に全裸で正座し、あんこう踊りを見ろと要求している。
「い……」
「嫌、ですか? じゃ、私も服を脱ぎますから」
「ち、ちが……」
するすると服を脱ぎ捨て、みほも全裸で私に向き合う。
私は正座をし姿勢を正して、彼女と正対する。
目の前に、彼女の股間が露わになった。
「行きます。見ててください」
一糸纏わぬ西住みほが、真剣な表情であんこう踊りを踊っている。
誘っている。じらしている。月の光を浴び、光っている。
……いったい、これはどういう光景なのだろう。何を見ているんだろう。
意識がふっと飛びかけたその瞬間、みほの眼光が私の瞳を捕らえる。
「くっ……!」
目を逸らしてはいけない。
最後まで見届けないといけない。
少しでも目を逸らしたら何が起きるか……考えてはいけない!
みほが踊りを終え、一礼をして直立不動の姿勢を取った後、私の前に歩み寄る。
「会長、どうでした? わたしのあんこう踊り」
「完璧だ。問題ない」
実際に、みほは私と寸分たがわぬ踊りを踊り切った。凄まじい観察眼だ。
「ありがとうございます。じゃぁ、お礼をしないといけないですね、角谷会長」
みほがしゃがみ込み、正座をしたままの私の肩を掴んだ。
「お礼……?」
「目、閉じてください」
私は全てを諦め……みほに任せるべく、目を閉じる。
唇に濡れた唇が触れ、舌が唇と歯をこじ開けてくると同時に、私は絨毯に押し倒された。
みほの手指が、私の全身と皮膚を摩り……人に見せない場所を嬲る。
私の身も心も西住みほの手や唇や舌で、吊るされ
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