ドゥーチェとカルパッチョ
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は、残していく」
「ドゥーチェ……」
飲みかけのホットミルクを机に置き、ゆっくりとカルパッチョに近づき、頬を寄せて抱きしめる。
「ノリと勢いはペパロニに、水面下の作戦はお前に……大変だとは思うが、頼んだよ。カルパッチョ」
「……はい」
『ルーチェ』 迷える子羊どもを正しき道に導く光。
光の先の道は厳しいかもしれないが、もし引き返さずにその先にたどり着くことができれば、アンツィオが変わるかも知れない。
その光に賭けてみようか。
アンチョビを強く抱きしめ返したカルパッチョの瞳から、光のしずくが2つ、こぼれ落ちた。
FINE
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