5部分:第五章
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通りや。君も野球になったら理性が飛ぶな」
「そんなつもりなかったんですけれど」
「けど実際にそうなっとるわ。まあ」
後輩にここで告げる言葉は。
「奥さんとはそれで喧嘩せんようにな」
「わかりました」
そう言われると頷くしかない裕也だった。彼はこれで納得した。自分もまた結局のところ学と同じで野球のことになると理性がなくなることに気付いたのだった。
そして彼の子供は。双子の男の子だった。それぞれの贔屓のチームの大投手の名前は一人ずつに名付けられた。これはいい結末だった。
理性 完
2011・1・6
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