機動戦艦ナデシコ
1279話
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しいのよ。特にミロンガ改なんていう、色々な意味で規格外の機体が飛び込んできたんだから」
「あー……うん。それは何となく分かる」
エリナの言葉に同意するようなリョーコの言葉。
もしかしてこれって、地味に俺が責められてないか?
いやまぁ、確かに突然飛び込んできたんだから文句は言えないが。
取りあえず、最初は喧嘩腰だったやり取りはいつの間にか収まっており、これは良かったのか悪かったのか。
「それで、これから何かするのか?」
「ええ。ミロンガ改のミサイルをサツキミドリ2号で作ってたんだけど、これがきちんと撃てるか……規格に問題がないかを確かめるのよ。一応以前に調査はしてあるから問題はないと思うんだけど、実際に撃ってみないと何がどう失敗に結びつくか分からないから」
「あー……うん。それは否定しねえよ」
「そうなんだよね。エステちゃんも出来たばっかりだから、まだ時々不具合が出てくる事があるし。やっぱり新兵器って試験運用が大事なのよ」
ヒカルもまたリョーコの言葉に同意する。
そしてイズミはと言えば、どこかあらぬ方へと視線を向けて何かを考えていた。
なんつーか、こういうのが不思議系って言うのか? それとも電波系? まぁどっちにしろ付き合いにくいというのは事実だ。
「分かって貰えて嬉しいわ。そういう訳で、アクセルを連れていくけど……構わないかしら?」
「ああ、問題ねえよ。ただ、出来ればそのミサイルのテストをあたし達にも見せて貰えないか?」
リョーコの言葉に若干迷ったエリナだったが、ナデシコに乗るという事で、特に隠す必要があるとも思わなかったのだろう。やがてその言葉に頷くのだった。
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