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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter47
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!!」
微かにだが奥から声がした。
「圭!」
「この声…美紀だ!美紀が危ない!!」
圭が先頭だって走り出す。
俺もとっさに先走る圭の後ろを付いていく
圭の友人…助けられればいいが
一刻を争うために急いでその場に向かった。
リバーシティ・トロンに中に入ると血塗られた広間、無数の奴等…その奴等の先、ピアノの上には生存者…圭と同じ制服に身に纏う少女がいた。
「いた!美紀!!」
十中八九思っていた通り彼女が直樹美紀で間違いなさそうだ!
「っ!圭!?…生きてた…」
直樹も俺達を視認したのも束の間群がる奴等に足を掴まれて遂にピアノの上から引きずり下ろされた。
「美紀!!」
「くそ!仕方がない!ライトブリンガー!」
直樹を巻き込むかもしれないがこの方法しかないと踏みきり俺は斬撃を飛ばし群がる奴等を大半を吹き飛ばした。
「美紀に近づくなぁ!!」
そして斬撃を放った後圭は跳躍してベレッタで喰おうとする奴等をヘッドショットで倒し美紀の目の前に着地する。
「美紀!?大丈夫!?奴等に噛まれてない!?」
回りに奴等がいるなかで圭は直樹の心配をして体を調べると噛まれた後はどこにもなかった。
「よかった…感染してない」
「圭!感動の再会で悪いがその子をつれて2階へ!」
水を指すことに気が引けるがこの状況では仕方がない、俺は圭にとっさに指示し圭は直樹を連れてエスカレーターで2階へとのぼりその後を俺が追いかけながら魔法の口頭を詠唱する。
「くらえ!サンダー!!」
大体広間全体にサンダーが降り注ぎ感電した奴等はバタバタと倒れていく。
「ふぅ…かなり広範囲だったから魔力を結構食うな」
あらかた先ほどのサンダーで片付いたのを確認し圭達の方に向くと再会を噛み締めていた。
「ごめんね、美紀、私美紀に生きているだけでそれでいいのって…酷いことを…」
「ううん、圭は悪くないよ…こっちこそ…ごめん…圭の言う通りだよ…ずっとあそこに閉じ籠っていても何も変わらなかった…」
互いに謝りあい、それが20分近く続き…割れた窓から外を見てそろそろ日がくれそうだと思い二人に近づく。
「圭、話し合いは山々だがまずは安全な場所にいこう…もうすぐ暗くなるし…どこか安全な場所あるか?」
「え?ああ、それならここにいたときに籠ってたあの部屋なら大丈夫だと思うよ…」
「なら、話は決まりだなとっとといこうぜ」
そういって直樹は圭に連れられて移動しリバーシティの五階に位置する一部屋…倉庫にやって来て、そこは直樹が生活していた感じが残っており、ドアを段ボールでふさいで俺たちは一息をつく。
「漸く一段落だな」
「あの…助けていただきあ
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