暁 〜小説投稿サイト〜
『最低な女』
『確かな想い』
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をいっぱい入れだした。
HY、KinKi、globe...。
あと年代別メドレーとか。
最終的に、適当に押してかかったやつとか言ってたけど、知らん歌ばっかでスグやめた。

何気に楽しかった。
だから時間見たときはビックリした。

姑は、明日、娘連れて友達のとこ行くらしい。
『孫とのデート邪魔すんなよ。迎えに来るのは、明日の夜御飯と風呂が終わった後ね』とのこと。

だったら酔いつぶれても平気かな。
悪酔いだけは、せんようにせなあかんなぁ。
そう思いながら、暫く歌うのは紘希に任せた。

未桜は色々考えた。
紘希の気持ちがハッキリとは解らん。
陸との不倫をヤメさせた手前、自分が不倫するのは...って考えは確実にあるだろうな。

歌が途絶えたから紘希に聞いてみる。

『紘希は、未桜にしてくれるみたいに、誰にでもこんな感じで優しいんやろ?疲れん?』

『え...未桜チャンやけん俺優しいんよ。他の子には未桜チャンにしよるみたいな感じは無いよ!』

『そぉなん?でもB型とは思えんくらい気ぃ遣いぃやんねぇ』

『それはたまに言われるけど、人としての気遣いくらいは意識せんとなって思ってるから』

『えらい♪』

『せやろ♪』

『ところで、未桜と2人で遊んでて他の友達には何か言われたりせんの?』

『あ〜...ねぇ!』

『なんだそれ(笑)言われるやろ。ヤメといた方がええよ!遊ぶなら皆で遊んだ方が変に思われんし責められずに済むし...』

『でもなんで俺が責められなあかんのん!』

『不倫になるからに決まっとるやんか!解ってんねやろ!』

『解っとるけど!陸と俺は違う!』

『ありがと...でも、紘希の友達は皆、紘希が不倫したら悲しむと思うよ。解ってるくせに』

『でも俺、未桜チャン好きやのに!』

『...あ〜、言うてしもた...言わんようにしてたくせに』

『だって...』

『今はヤメとこ?友達失いたくないやん?未桜も紘希の友達良い子ばっかやし仲良くなりたい』

『...解った。今は友達として接する...』

『うん...ありがとう...』



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