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リリなのinボクらの太陽サーガ
スカルフェイス
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「さて、今回の相談の上で今後どう行動するかだけど、まずなのはとジャンゴさんは当面の目的である英雄度を稼ぐべくミッションをこなす。私とアギトは聖王教会へ潜入、XOFや“裏”との関連性について調査する。その間、依頼の窓口はビーティーに任せるから」

「俺の体内にある端末とマキナの端末をリンクすれば、依頼の受諾を代わりに行える。こういう事が出来るサイボーグの身体も中々便利なものだろう?」

「ま、サイボーグでもやれる事に限界はあるんだけどね。一人で管理局の魔導師全員を相手に出来る訳じゃないし、防御や回避に徹されると他に手が回らなくなるもの。まぁ、そこはフォロー次第で何ともなるんだけど」

「だからビーティーの力を最大限発揮させるサポートができるマキナとのコンビは、管理局の空戦魔導師部隊に一切反撃を許さずに撤退させる程強いんだね。パートナーとの連携で生み出せる力って、一人で出せる何倍以上も大きくなるのか……」

「大丈夫だよ、ジャンゴさん。私とジャンゴさんのコンビもマキナちゃん達に負けない力を発揮できるって! 二人と同じように私達も遠距離と近距離のバランスは取れてるから!」

「なんだか俺達の戦いがチュートリアル扱いされている気がするな。ま、何か損する訳でも無いから構わないか。とりあえず今後の方針は決まったんだ、さっさと行動に移した方が良いんじゃないか? よく言うだろう、時は金なり、と」

「ビーティーの言う通りだ。今の私達はとにかく行動して状況を改善していく必要がある。核の問題も残っているのだから、あまり悠長にしている時間は無いぞ」

ビーティーとおてんこの忠告を受け、改めて気持ちを固めた事でこの会議は終了、今後の行動を決定した。

なのはとジャンゴの主人公組は、管理局によって各個分散させられたウルズ兵達の合流ルートの確保、及び敵勢力の無力化をミッションで行う。そしておてんことビーティーはそれぞれの方法で二人をサポートすることになった。
一方でマキナとアギトの潜入組は、北西部で建設中の聖王教会へ向かってバイクで移動、“裏”とXOF、聖王教会の関係を調査する。当然危険だが、重要な情報を得られる価値があるステルスミッションだった。

「しばらく別行動だけど、これはあくまで一時的なもの。なのはの立場、ヴァランシアの目的、密輸された核、管理局の裏、髑髏の部隊、XOF、全部ややこしい問題だけど……皆で力を合わせればきっと解決できる。なのは、マキナ、アギト、ビーティー、最後まで全員で生き残ろう!」

「「「了解ッ!!」」」

「俺は簡単に死ねる身体じゃないけどな」

「コラ、ビーティー! 水を差す発言禁止! せっかくジャンゴさんがリーダーらしく決めた貴重なシーンなんだから! こういう時ぐらいは場のノリに合わせるのがお約束
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