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ボスに向かって突撃する妖精連合の道を阻むように数多ものモンスターが現れる。
「サラマンダー部隊!!リュウヤ君達の行く道を開きなさい!!ユージーン!!」
「分かったぜ兄者!!」
モーティマーの号令のもとサラマンダーのプレイヤー達が一斉にモンスターの群れに突撃する。最初の衝突で数を減らすも数に圧倒され少し押される。
「シルフ部隊エクストラアタック放て!!」
サクヤの号令でシルフ部隊がモンスターの群れに魔法を放つ。
「助かりましたサクヤさん」
「いずれお前達とは決着をつけたいがまずはこいつらを片付けるぞ!!」
シルフとサラマンダーが作った道をリュウヤ達が駆け抜けていく。ボスの足元を見るとノームとレプラコーンのプレイヤーがクリスタルを攻撃している。
「リュウヤ君!!私達で舞台を整えます!!決着はお願いします!!」
ソラに声をかけられ足を止めるとボスが叫ぶ。それと同時に手のようなものが地面に落ちそれをプーカとスプリガンのプレイヤーがよじ登りクリスタルを攻撃する。
「リーファ、レコン。壊れたと同時に行くぞ!!」
「うん」
「分かった」
プーカとスプリガンの攻撃によりクリスタルが壊れた瞬間同時に飛び立つリュウヤ達。その前にはボスを守るように再び何体ものモンスターが立ちはだかる。リュウヤがモンスターの羽を切り落とし地面に落としリーファが体を一刀両断しレコンが短剣で首を飛ばす。三人の連携でモンスターをどんどんと倒すがあまりの数に押され全く進めていなかった。
「インプ、準備できてんなぁ!!」
「「はい!!」」
ダントの号令のもとモンスターの群れに突撃するインプ。それぞれインプが呪文を唱えると彼等を光が包み爆発する。爆発の煙の向こうでボスはでたらめにビームをうち地上のプレイヤー達を攻撃する。その煙をリュウヤとリーファ、レコンが突き破ってボスに突撃する。
「いっけー!!!」
「行ってください!!」
リーファとレコンに投げられるようにリーファがボスに一直線に突撃する。それを向かい打とうと今までの比にならないビームをボスが放つ。リュウヤも剣を伸ばしスキルを放つ。リュウヤの剣とビームがぶつかり合い強烈な光が発生する。ぶつかり合いで拡散されたビームが大地を貫く。拮抗する二つだが少しずつリュウヤが押され始める。その瞬間だった。リュウヤの背中に誰かの手が置かれた。一人じゃない。百、二百、それ以上だ。リュウヤの手に更に力が入る。
「貫けぇぇぇぇぇぇ!!!」
瞬間、一筋の光がボスの頭を貫く。全ての音が消えボスのHPゲージが確かな速度で減少し消滅、その瞬間ボスの体がポリゴンとなり消滅した。そして空にファンファーレと共にCongratulation!!の文字。地面を見るとこの死闘を生き延びたプレイヤーが何が起きたか分からないと言う顔で立ち尽くしている。やがて
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