暁 〜小説投稿サイト〜
幻想入りした一人の変態紳士のお話
第1章
第2話 幻想入り
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
第2話 幻想入り
暁は倒れていた。いや、寧ろ寝ているに近い。

彼方「ゆか…バァの…乳……絞り…」ムニャムニャ

それは何とも無防備な姿だった。

人が生まれた時の姿だったのである。いわゆる全裸だ。

腹をすかせた獣が目撃したのならば飛びついて骨の芯までしゃぶりつかされてしまうだろう。

彼方「ペェップシッ!…ズズッ……寒っ!」

暁は起き上がり辺りを見回す。

彼方「ん?何だここ?見た感じ森の中にいるみたいだな。寝よ」

(・・・夢かー)と思い二度寝をするが寒さで暁の願いは絶たれてしまう。しかし、暁は

彼方「(取り敢えず、目を瞑れば自然と寝れるだろ)」

と考え目を瞑り羊を数えだし丁度514匹目で

?「お前は食べても良い人間かー?」

と聞かれたのである。

ゆっくり目を開け見たのは自分より1m位から見下ろす黒いモノが居た。

彼方「ん?…くぁwせdrftgyふじこlp!!???!」

彼方「(熊っ!?あっ…ああ…どっどうすれば、ぇえっ死ぬ死ぬ死ぬ)」

腰を抜かして混乱している頭で必死にこの場から離れる方法を考える。だが、【死】と言う単語だけが頭に入ってくる。

失禁しそうになる直前に月の光が木の葉の隙間を通って目の前の黒いモノを照らす。

そこには金髪の美幼女が浮いていた。

頭に入って来るのが浮いている美幼女だけで何か喋ろうとしても口をパクパクしているだけで声が出せない。

傍から見るとどうだろう?浮いている美幼女と全裸で口をパクパクしているキモイ男に見えるだろう。そんなのは関わりたくないと思う。

そんなキモイ男と美幼女が何も喋らずに見つめ合い早3分口にしたのが美幼女だった。

?「大丈夫かー?頭痛いのかー?」

彼方「ひゅぅい!あっああ。大丈夫だ。問題無い」ゼーハーゼーハー

?「?そーなのかー」

彼方「とっところで君の名前を教えて貰えないか?」

?「ん?私かー?私の名前は【ルーミア】。宜しくなのだー」

彼方「ル…ルーミアかぁー。ふーん」

彼方「(ん?今何つった?え?ルーミア?えっ?えええ?)」

良く見ると金髪のセミロング紅い目そして、黒と白の服全てがコスプレの様な違和感も無くまるでゲームや漫画の中の美幼女だった。

ルーミア「そうゆう貴方はだぁれ?」

彼方「ん?あぁ、俺の名前は彼方。暁 彼方だ」

ルーミア「そーなのかー。かなたかー」

まるで本物ルーミアが俺の前に居るようだ。けど、本物なのか?レベルの高いコスプレなんじゃないのか?

そう考える彼方にルーミアが無邪気な笑顔で

ルーミア「ところでお前は食べても良い人間なのかー?」

と言ったのである。

その言葉を聞
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ