第23話家族からの擬似テレパシー
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ャットダウンし、麻酔なしで手術が出来るっていう、謂わば《ナーヴギア》のセキュリティ超強化版さ。それに竜の《ナーヴギア》を接続したんだ】
つまり、オレの《ナーヴギア》は今《メディキュボイド》とやらに繋がっていて、現実の身体の痛みを感じないようにしてる訳か。なんだかよく解らない事ばかりだけどーーー
「龍星兄は竜兄を助けてたって事でしょ?」
【まあね。竜、お兄ちゃんに感謝しろよ〜?】
「はん!誰が誰に感謝するって?」
龍星、お前は昔と全然変わらないな。イカれた発明品作って、その後その発明品が誤作動起こして、ドーピングの副作用なんかもそうだ。最後はどうなるんだっけ?ーーーありがとよ、兄貴。
【・・・そうか。じゃあそろそろ時間だし回線を切断するよ。パパとママも元気にしてるから心配しなくて大丈夫だよ。また通信が出来たら話そう】
「うん!竜兄の身体、よろしくね!」
「・・・厳重に保護しろよ?現実に帰るまでオレの左腕守ってろよ!」
【・・・ああ、約束す・・・】プツン
ーーーこれで完全に、兄とのテレパシーは終わった。兄貴の事は、正直あまり好きじゃなかった。好きと嫌いの中間って所かな。でも、これだけは言えるーーーオレ、家族が恋しいよ。
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