暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
第23話家族からの擬似テレパシー
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ャットダウンし、麻酔なしで手術が出来るっていう、謂わば《ナーヴギア》のセキュリティ超強化版さ。それに竜の《ナーヴギア》を接続したんだ】

つまり、オレの《ナーヴギア》は今《メディキュボイド》とやらに繋がっていて、現実の身体の痛みを感じないようにしてる訳か。なんだかよく解らない事ばかりだけどーーー

「龍星兄は竜兄を助けてたって事でしょ?」

【まあね。竜、お兄ちゃんに感謝しろよ〜?】

「はん!誰が誰に感謝するって?」

龍星、お前は昔と全然変わらないな。イカれた発明品作って、その後その発明品が誤作動起こして、ドーピングの副作用なんかもそうだ。最後はどうなるんだっけ?ーーーありがとよ、兄貴。

【・・・そうか。じゃあそろそろ時間だし回線を切断するよ。パパとママも元気にしてるから心配しなくて大丈夫だよ。また通信が出来たら話そう】

「うん!竜兄の身体、よろしくね!」

「・・・厳重に保護しろよ?現実(そっち)に帰るまでオレの左腕守ってろよ!」

【・・・ああ、約束す・・・】プツン

ーーーこれで完全に、兄とのテレパシーは終わった。兄貴の事は、正直あまり好きじゃなかった。好きと嫌いの中間って所かな。でも、これだけは言えるーーーオレ、家族が恋しいよ。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ