第23話家族からの擬似テレパシー
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ッキング?
『SAOサーバーにハッキング!?』
【あはははは!まあそんなに長くは出来ないけどね】
いやそれすごいな!システムを乗っ取って自由に動かせるんだろ!?もはや茅場晶彦越えてんじゃね!?じゃあ全プレイヤーのログアウトは!?それが出来ればこれ以上死者が出ることもーーー
【自由に動かすことは出来ないよ・・・ログアウトも、こっちじゃどうにも出来ない。システムエラーになりそうなプログラムには手が付けられない。時間も限られてるし重要だけ話すよ。まずは・・・】
ログアウトは無理なのかーーーそれじゃあ今まで通り目指せラスボス撃破、攻略を進めるしかないのか。それにしても、重要な事って何だ?何かあったのか?
【遅くなっちゃったけど、16歳の誕生日おめでとう】
ああ、どうもありがとうーーー
「じゃねえだろ!今オレの誕生日関係ないよね!?誕生日っつーかむしろ死にかけたぞ!誕生日が命日になる所だったぞ!未来のバースデーケーキが最後の晩餐になるかと思ったぞ!?」
【そ、それは災難だったね・・・】
「どーゆー意味よそれ!?」
割りと冗談抜きで死にかけたぞ!あれをフィールドで食ってたら絶対死んでた!つーか未来の味覚再生エンジン死んでんのか!
【まあケーキの話はともかく。・・・見たよ、竜の左腕】
『!!』
やっと重要な話に入るかと思ったらーーーオレの左腕の話か。デスゲーム開始の時にアバター解除されて、アバターが現実の身体になって、女性プレイヤーの殆どがネカマで、ーーーオレは隻腕の剣士になって。本当に色々不便だったぜ。
【そこでだ・・・】
まだ言葉は続く。ーーー何だ?何をしようとしてるんだ?
【竜の左腕を・・・再生させた】
左腕のーーー再生?オレの左腕を再生?
「龍星兄それホント!?お兄ちゃんの・・・竜兄の左腕は再生したの!?」
龍星の発言に未来は興奮する。左腕の再生ーーーいや、出来る訳ない。あの通り魔事件の時の傷はもう完全に塞がった。塞がってなくても再生なんて出来る訳ない。変な期待させんなよーーー
【僕が大学で開発した新薬。それを竜の左腕に直接投与し、失った部位を復活させる。実はもう6月に投与自体はしてあるんだ。・・・強いドーピングみたいな副作用もあるけど、それは力のコントロールを覚えればいい】
ーーー次々とよく解らないことが頭に入ってくる。いや、解らなすぎて全く頭に入って来ないけど、ただ解るのはーーー現実のオレの左腕は復活したのか?副作用があるのは納得出来るけどーーー
【全然痛くなかったって言いたいんだろ?それは《メディキュボイド》の影響だよ】
『《メディキュボイド》?』
【医療用VRマシン《メディキュボイド》。現実からの五感を全てシ
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