暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL12 剣士の戦い
[4/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
るように魔神剣を放った。焔の計算に間違いが無ければ直撃する筈だ。
「よし!!」
狙い通り、姿が見えたと同時に魔神剣が黒崎を襲う。スキルの後であり、連続して使用出来なければ当たるが………
『嘘っ!?タイミングは完璧だったのに………』
「本当に厄介なスキルだな………」
危惧していた連続使用が出来るスキルだった。後はどれ位多用できるのかと、魔力の消費量など気になる点はあるが、避けるのに後退した今、仕掛けるしかない。
(レヴィの使っているスプライトムーブの様な滑らかな動きをするほど動けていない。なら………!!)
魔神剣で抜いた刀を鞘に戻し、抜刀の構えで待ち構える。
それと同時にまた黒崎が動いた。
「裂空刃!!」
抜刀と共に連続して高速で刀を振るう。
(ぐうっ………!!)
その動きは高速で刀を何度も振るう為、スキル効果で、使い手にも一定時間、腕の動きを遅くする効果がある。だがその分の効果はあった。
「これは!!」
瞬歩で近づく黒崎に零治が発生させた風の刃の壁が黒崎を襲う。
「くっ!!」
咄嗟に刀を横に構えて盾にして守りに徹するが、かまいたちの様な風の刃が容赦なく黒崎を襲った。
「まさかこんな技があるなんてな………」
全てを受けた黒崎のダメージは軽くない。それでも動きに支障が出るほどでは無かった。
「だが終わりじゃない!!砕氷刃!!」
守りで完全に足が止まった黒崎に零治は直ぐに追撃をかける。
(刀が重い!?)
裂空刃の影響で刀の振るうスピードは遅いものの、今の黒崎は無防備だ。
「くそっ!!」
零治の動きに虚を突かれた黒崎はその攻撃を避けきる事は出来なかった。何とか攻撃を浅く受けるのに身体を懸命に逸らす事で精一杯だ。
「ぐっ!?」
バツの字に斬る零治の攻撃を受け、黒崎の身体は凍っていく。
「しまった!?」
「足さえ止められればこっちのもんだ!!黒崎覚悟しろ!!」
再び刀を鞘に戻し、魔力を込める。
「くっ、くそっ………!!」
黒崎は懸命にもがくが、中々氷から抜け出せない。
「よし、行くぞ!!葬…!?」
いざ、攻撃をしようとした零治を6本の帯状の光が零治の胴を拘束し動けなくした。
「これは……バインド!?」
「スキル、六杖光牢………」
そう言ってニヤリと笑みをこぼした。
「形勢逆転だな」
拘束していた氷を破壊して黒崎が呟く。砕氷刃はあくまでも攻撃スキルであり、拘束効果も付加されているだけで、バインドスキルと比べると拘束時間は短い。
「今度はこちらの番だ………」
そう言って黒崎は刀に魔力を収束させていく。恐らく使うはずだった葬刃と似た様なスキルだろう。
ま
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ