暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL12 剣士の戦い
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
い無いだろうが………
(思いつかん……!!)
そんな事を考えている内に黒崎が動く。瞬歩で、一瞬消えたように見えたのだが、視線の中に入ってたので完全に見失う事は無かった。
「そこ!!」
「やるな!!」
死角の右側から斬りかかってきた黒崎の攻撃を鞘で受け止める。力も相手の方が上なので長々と鍔迫り合いは直ぐに押し切られてしまう。
「おっ!?」
相手の隙を突き、攻撃を流す。黒崎のような大きい刀では無理だが、俺くらいの刀なら造作も無い。
そして体勢を崩した黒崎を掴んで投げた。
『マスター!?折角体勢を崩したのに………』
「いや、多分誘ってた。投げられたのは幸運だったよ」
あまりにも受け流しが簡単だった。嫌な予感がしたので、投げてあえて再び距離をとった。整理する時間が少しでも欲しいという気持ちもあったのも投げに移ったのだろう。
「さてどうするか………」
結局振り出しに戻った。体勢を立て直した黒崎はいつ再び攻撃してきてもおかしくない。
「ん?そういえば………焔、確かこの前のレヴィ戦の後、新しいスキルが追加されたって言ってたよな?」
『そうね。………でも今のマスターじゃ使いこなせるか………でもこのステージとあの高速移動のスキルとの相性は最高なのよね……』
「なら使ってみようぜ。………ってかそれにかけるしか打開策が思いつかない」
『分かったわ、でも覚悟してね。この技は………』
「どうやら作戦タイムは終了みたいだな」
投げられた後、黒崎は再び攻めに移らず、零治の様子を見ていた。
「しかしさっきはよく気がついたな………」
鍔迫り合いで体勢を崩された黒崎は、そこに攻撃すると思ってスキルを放つ準備をしていた。
そのスキルを『白雷』と言い、指先から細い直射砲を発射する技であり、スタイルを選ばないことで使っている人は多い。メリットとしては指先から使う技なので相手に気付かれ辛く、貫通効果もある為、防御が硬い相手にも有効である。デメリットは単純に威力が低めなのと射程が短いことだろう。
これならば体勢が悪くとも当てることができ、なおダメージも低いながらも確実に与えられる。
「前の喧嘩の時も思ったが、相手の動きを見ているようで直感で動く事も多いな」
それは強みでもあれば弱点でもある。
「まあいい、久し振りのブレイブバトルで動けるか不安だったが問題ない。………次の攻撃で早々に終わらせてもらう!!」
そう言いつつ、黒崎はスキルを発動させた………
『マスター来ます!!』
「魔神剣!!」
瞬歩で消えた瞬間に抜刀と共に魔神剣を放つ。
瞬歩が終わったと同時に当た
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ