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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL11 男3人八神堂へ………
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がアーシャの兄だとは思わなかったぞ!!」
「俺も俺も!!」
「ネタバレ止めろ!!」

絶対、心から謝ってないだろ黒崎………








時は流れ、昼休み………

「なあ2人共……」
「ん?」
「何だよ?」

俺は弁当のメイン、塩シャケを食べながら聞き返す。
絶妙な塩加減と丁度いい焼け具合。更にディアが目利きした鮭は最高で、昼休みの弁当が学校生活の楽しみの1つになっていた。

「俺さ、実は興味ある事があってさ………」

そう言って口を噤む。どうやら言いづらい事のようだ。

「まさかここでロリコンですとか今更なカミングアウトは要らないからな」
「お、俺は別にロリコンじゃ………」
「アーシャが自分の嫁って言ってたけど明らかにメルディの方が好きだろ?」

メルディとはイクリプスの中で言うロリ枠で、神崎はライトノベルの栞、ブックカバー、スマホストラップをメルディで統一している。

「ほ、本当の嫁は自分の内に、大事にしておくものなんだ!!」
「堂々と人前で嫁宣言してたけどな」
「とにかく!!」

黒崎の鋭い突っ込みを聞いて、神崎は無理矢理話を区切った。

「俺は最近話題のブレイブデュエルをやってみたいんだけど一緒にやらないか?」
「ブレイブデュエルを?」

あれだけ口を噤んでいた割には予想外の誘いだった。

「良いけど。……ってか俺もう既にやってるし」
「俺も」
「「えっ?」」

黒崎の答えに俺も驚く。

「知らなかった………」
「まあそんなにやってないし、去年は受験で全然やる暇無かったから初心者とあまり変わらないがな。………零治の事はシグナムさんから聞いたんだ。最近はやてが注目しているプレーヤーが居るって」
「はやてが?………ってかもしかして八神堂の人達と知り合い?」
「ああ。ヴィータは妹達と同級生だし、シグナムさんは俺の剣の師匠みたいなものだからな」
「マジか………」

本当に世界は狭いものである。

「………ってあれ?シグナムって言う人も八神堂の人なんだよな?」
「ああそうだよ。………もしかして皆に会ったことないのか?」
「俺が実際会ったのはヴィータとシャマルさんだけだな。アインスさんは居たみたいだけど直接は会ってない」
「だったらもう殆ど知っているもんだな。後はさっき言ったシグナムさん、番犬のザフィーラ。これが八神堂の家族全員だ」
「へぇ………」

と2人だけで話が盛り上がる。

「2人共………」
「あっ、悪い神崎………」
「いいよいいよ、どうせ俺なんて邪魔だろうし、オタクな俺相手だと疲れるだろうし、イケメンのせいで比べられるのが辛いだろうし………」

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