【スパロボネタ】御使いのいる家
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『逆説的に『存在しようとする力』を減らせば災厄が遠ざかるので『命』を摘み続ける』
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『実は大災厄の正体は御使いの一連の行動そのもの。真実を知った並行世界の住民が激おこ』
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『怒った人の一人が時空振動弾という兵器を使って色んな世界が繋がった『多元宇宙』を造る』
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『多元宇宙のせいで滅茶苦茶強い人々の力が集結し、御使いに真正面から喧嘩を売る』
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『ドサマギでアドヴェントが『御使いは不完全なので御使いを越えた至高神になる!』と言い出す』
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『アドヴェント、ソルの欠片と御使いを強制的に取り込んで全並行世界を支配する『至高神Z』爆誕』
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『激おこ連合に袋叩きにされて完全敗北。全宇宙、連合の気合で救われる』
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『アドヴェント、負けを認めてあの世的な所へ旅立つ』
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『あの世的な所の先住者に入寮を拒否られ、気が付いたらみんなでミツルの家に』←今ここ
なるほど、分からん。とりあえず俺は悪くねぇ事は分かった。
「アドヴェントと先住者が全ての元凶だということか!!」
「大体あってるねー」
「概ね相違ない」
「貴方たち、自分の責任を棚に上げて……そもそもアドヴェントを仲間外れにした事が全ての始まりでしょう?」
「ふふふふ……ぼっちは喜ばしくないね。黒歴史の再来は心を抉られるよ」
普段からヘラヘラしているアドヴェントの顔色が蒼い。きっとアドヴェントの心の中ではコウモリみたいなツラの悪魔的存在がオーバーフリーズを発動させているのだろう。まぁこんだけ恥ずかしいことのために大量の人達に迷惑をかけておいてこのザマならそんな顔にもなるか。
「こんな僕だが……裏切る形になった他の3人と共に再びここに出現した時、思ったんだ。これは、御使いの過ちを正すために世界が用意した最後のチャンスなのだろうとね……」
「消滅した三つの意識が再構成されるのは本来起こりえない事……すなわち、奇跡。我々が喪ったもの……では、誰がその奇跡を起こしたのか?」
「テンプティ達は腐ってもまだ御使いだから、起こせることしか起こせない。まして今はオリジン・ローの操作も全盛期の1000分の1以下になっちゃってるもんね」
「つまり、消去法で奇跡を起こした存在は一人に絞られる」
4人の目線が一カ所に集中し、俺は自分を指さした。
「………俺?」
「そう、つまり僕たちは!!」
「貴方に望まれてこの世界に辿り着いたのです……」
「言うならばぁ……ミツルこそがテンプティ達の新たな『希望』!!」
「曲がりなりにも我らの上に立つ存在なのだ。相応しいふるまいをしてもらいたいものだな」
…………………。
「あの、俺に望まれて来たんなら俺の希望を聞いて別居してくれ
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