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【スパロボネタ】御使いのいる家
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せてすまないね、ミツル。おや、自分で起きたのかい?」
「そりゃあんだけ部屋の中で暴れれば百年の眠りからだって覚めるわアホッ!!いいからその3人連れて部屋から出てけ!着替えるから!!」

 ――この4人が来て以来、俺の生活はいつもこんな感じである。



 = =



 あれはもう数週間も前の事……
 ある日目が覚めると、リビングにあの4人がいた。この時点で意味わかんない。
 変人4人組は、自分たちの事を「御使い」と呼んでいた。これも意味わかんない。
 そして4人は人の家で勝手に話し合った末に我が家に居座ることを決定した。意味わかんない。

 以降、この4人は何故か我が家(一人暮らしのボロアパートの一室)に泊まり込んでいるのである。意味わかんない。

「さあ、今日作ったのは基本的な日本の朝食だよ!朝から栄養の取れた食事を取れることは喜ばしいね!」

 と、言うのは無駄にさわやかアドヴェント。やたら「喜び」に拘ることを除けば、この中では話が通じる奴だ。こんなにさわやか系イケメンのツラしてるくせに一度キレると今朝のようなゲスい部分が露出してしまう恐ろしい奴である。御使いーズ4人の中でもこいつは別格らしく、残り3人はアドヴェントに逆らえない。というか、ぶっちゃけ家で役に立つのがコイツしかいねぇ。

「美味しくない訳じゃないけどさぁ、テンプティはもっと生クリームたっぷりのパフェとかパンケーキ食べたかったなー。ねーねー明日はもっとお洒落なの食べたいー!」

 我儘言いまくってるのは淫乱ピンク……もとい、テンプティ。こいつは見ての通りの享楽主義者でいつも我儘や浪費ばっかりしている嫌な奴である。しかも中身が嫌な奴なのに気が合わない訳じゃないので時々一緒に遊びほうけてしまう。顔は滅茶苦茶可愛いので余計に腹が立つというか、時々こんなのにドキッとしてしまう自分が癪だ。

「貴様に同意する訳ではないが、神に選ばれし我等への供物としては確かに貧相だな……優れた我らが斯様に安っぽい食事を取らねばならんとは、やはり人間とは度し難き存在よ……」
「文句あるなら卵焼きちょうだい〜!」
「やるか!!我の供物に勝手に箸をつけるとは不届き千万だ!!」

 テンプティ相手にムキになる眼帯ハゲのドクトリンはとにかく文句が多いハゲだ。いつも何かに怒っているがカルシウム足りてないんだろうか。4人の中で一番ガタイがいい割にはインテリらしく、何故かよくテンプティと言い争っている。相性が悪い割に仲がいいのは根本的に精神年齢が同レベルなんだろうか?

「哀しい……この供物が食卓に並べられるまでに人類はどれほどの生命を弄んできたのか……所詮自分たちも同じレベルの存在であることに気付けない愚かしさを、どうして理解できないのです?」
「人の家のメシかっ
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