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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十六話 事件後の穏やかな日々
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層部の圧力などの関与が認められて今回の事件の発端となった原因が上層部にも責任がある、という事で母さんの減刑が決定的になった。
その他にも事情を知った管理局の局員の中で子供を持つ方々から情状酌量を求める意見が多数上がったのだ。
そのため私も安心しきってしまったというか試験だというのにそんなに緊張していない。
それに試験官はレティ提督だし、試験官補佐としてエイミィがいるし、リンディ提督も推薦者として同席してる。
勿論母さんもリンディ提督たちと共に試験の様子を見てる。
「では受験番号1番の方、氏名と出身世界をどうぞ」
「ミッドチルダ出身、フェイト・テスタロッサです。
こちらが私の使い魔のアルフです」
「よろしく」
それにしてもリンディ提督は推薦者だから当然として、試験官やその補佐官がなかば身内であるレティ提督やエイミィでいいんだろうかとも思ってしまう。
なんだかあまり緊張していない試験なのに余計に気が抜けてしまいそう。
「じゃ、まずは儀式試験の実践から」
「はい」
エイミィの言葉に右手にバルディッシュを握る。
そして左手で首にかかる金色の宝石が埋まっている白い剣を握る。
冷たい金属のはずなのに温もりを感じる。
大丈夫。
気を引き締め直して詠唱を始めた。
side リンディ
フェイトさんの嘱託魔導師認定試験が始まった。
「使い魔持ちのAAAクラス魔導師か。
筆記試験はほぼ満点。
魔法知識も戦闘関連に関しては修士生クラス。
リンディの推薦も納得いくわね」
「でしょう」
フェイトさんの儀式魔法を見ながら筆記試験の結果にも目を通すレティ。
プレシアさんも黙って試験を見つめているけど、やはり母親と言うべきかどこか心配そうにモニターを見ている。
「それに雷の魔力変換資質持ちとは珍しいわね」
「それは私似なんでしょうね」
レティの言葉にどこか苦笑しながらそんな事を言うプレシアさん。
確かにプレシアさんも魔力変換資質持ちだし、こういったところはやはり親子という事なのでしょうね。
「儀式魔法4種、無事確認と。
じゃあ一時間休憩だからお弁当食べて一休みしてね」
「はい」
「じゃあ、私は行くわ」
エイミィの言葉に頷くフェイトさん。
それを確認して部屋を後にするプレシアさん。
その手にはランチボックスが握られている。
プレシアさんが部屋からいなくなって
「ここから一時間は団欒タイムですね」
「プレシアさんも忙しいし、フェイトさんの試験に立ちあうからって休みの申請をしていてよかったわ」
プレシアさんは裁判中にもかかわらずアリシアさんが亡くなった事件の再調査結果、そ
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