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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十六話 事件後の穏やかな日々
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、いまいち意味がわからなくて首を傾げてしまう。
だけど母さんとリンディ提督はそれに頷く。
「アルフ、それってどういう事?」
「だってさ士郎の奴が使ってた武装の中でこの中にないやつがあるじゃん」
「エクスカリバーの事かしら?」
リンディ提督がアルフの言葉に首を傾げるが
「いや、そうじゃなくて。
管理局が来る前、士郎と初めて会った時に」
「あ、そういえばアレもあるんだよね」
エクスカリバーやジュエルシードを破壊した槍の存在でリンディ提督やクロノの前で話した事はなかったけど、確かにある。
目に見える威力としてはエクスカリバーには及ばないけど異質な武器が
「フェイトさん、それって」
「えっと私となのは、士郎が初めて会った時に私、士郎と戦ったんですけどその中に宝具のような武器がいくつかあって」
「まだあったのね。
その事は今は置いておくとしてさっきアルフさんがいってた心配も当然あるわ。
士郎君はまだ本当の実力を見せていないだろうし、士郎君の武装にどれだけのモノがあるか想像もつかないもの」
「一般の武装局員程度なら少々集めても意味はないでしょうしね」
そうか。
士郎の実力なら武装局員と戦闘しても武装局員の方が危ない。
確かに数では勝るけど非殺傷設定がないSランククラスの攻撃を使う相手と戦いたいはずがない。
仮に戦ったとしても勝つまでにどれだけ被害が出るかわかったもんじゃない。
「嘱託魔導師の件に話を戻すけど、嘱託魔導師試験を受ける気があるなら裁判終了前に受けてもらいたくて」
「フェイトとアルフにも嘱託魔導師、非常勤局員として管理局との繋がりを残しておけば引き渡しがスムーズに出来るというわけね」
つまり私が嘱託魔導師になれば海鳴に行く際の士郎の負担を減らせる。
「勿論すぐにとはいわないわ」
「いえ」
もう私の中で答えは出てる。
私は少しでも士郎の役に立ちたい。
それにリンディ提督やクロノの力になれる。
「嘱託魔導師試験受けさせてください」
母さんが一瞬驚いたけど、私の眼を見てすぐに微笑んで頷いてくれた。
「わかったわ。
なら嘱託魔導師試験の件進めさせてもらうわね。
ありがとう。フェイトさん」
それから再来週の裁判があった日に私の嘱託魔導師試験の受験の意思が再確認されて、試験の日取りが決まった。
そして試験当日。
受ける嘱託魔導師試験はAAAランク。
勿論目指すは一発合格。
本来なら緊張してしまう状況だけど意外なほど緊張していなかった。
なぜなら再開された裁判で提出されたアリシアがいなくなってしまった事件の再調査報告書。
それからさらに二週間ほど審議がされ、一昨日上
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