クロスバトル〜相対する二つの黒〜
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
と太陽、開闢と稲妻が、一点でぶつかり会う。
大地が、天がボロボロに壊れる。対界宝具のエヌマ・エリシュがあるせいか、その崩壊は尋常ではない。もって後二十秒かそこら。
「ハァアアアアアアアアアッ!!!」
黒那が二つの剣に魔力を籠める。
「ちっ……」
オルタが憎しげな舌打ちをする。
瞬間。
場は崩壊し、黒那とオルタは部屋から追い出された。
「ガフッ……」
追い出された先は、元のSAO。オルタは能力を停止させると、吐血した。
「あっはは……流石に無理だなーあれは……」
オルタの二本の剣は、途中で出力が落ちていた。魔力供給が不安定になったからだ。故に、あの時黒那の剣は、確かにオルタに届いた。
「くっそぉ………」
大の字になって転がったオルタは、清々しい笑顔で天を見た。
「黒那……って言ったか。あの少女はスゲェ」
息を吐くと、最後にこう呟いた。
「また、殺れるときがあるといいなぁ……」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ