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問題児たちが異世界から来るそうですよ?〜金糸雀の隠された遺産〜
再開
ギフトゲーム
ノーネーム本拠地

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「こちらが、ノーネーム本拠地の・・・畑になります!ここでは様々な野菜などを育てているんですよ!」
黒ウサギはそう言いながら畑を指差す。
「ふーん・・・土の質も良いし農業には問題無いみたいだね」
「YES!実はこの土は・・・」
「黒ウサギのお姉ちゃーん!」
叫びながら黒ウサギに駆け寄ってきた狐耳の少女。
「リリ?どうかしたんですか?」
リリと呼ばれた少女は契約書類(ギアスロール)を黒ウサギに手渡す。
「それは?」
と黄泉は質問する。
「契約書類。ギフトゲームをする時に使うんだよ。主に主催者権限(ホストマスター)の権限を持たない人達が利用するんだよ」
リリは黄泉に丁寧に説明する。
「ありがとう、リリ・・・お姉ちゃん?」
「リリでいいよ!」
「っていうか黒ウサギ、どうしたの?」
「た、大変なのですよ・・・!」
黒ウサギはワナワナと契約書類に目を通しながら、こう言った。
「女王(クイーン)から・・・ギフトゲームのお誘いが・・・!!」
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