暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第43話 波乱の幕開け
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て! どうしてお前がここにいる!?』
『ドライグ、おしおき』
『ま、待ってくれオー』
『その名で我を呼ぶな!』
『ギャアアアアアアアアアア!!』
そんなことがあって以降、ドライグとの会話はできなくなった。
赤龍帝の籠手
(
ブーステッド・ギア
)
の力は消えてないから死んではないと思うんだけど……大丈夫かなドライグ?
で、龍の気を吸い出す係なんだけど、これがまた揉めた。現状それが出来るのは私、黒姉、龍巳、白音、部長、朱乃さん。黒姉、龍巳、白音、部長の間で誰がやるか揉めた上、何故か私も絶対ダメとアーシアやレイナーレにまで言われた。その結果残った朱乃さんが担当になったんだけど……。この人選絶対ミスってると思うのよね。黒姉たちは唯一イッセーに惚れてない人に頼もうと思ったんだろうけど、しっかり見てると朱乃さんも目が怪しい気がする。これは近々もう一波乱あるわね。まあここもある意味原作通りかな?
ところでなんで私はダメだったんだろう? 別に私はイッセーが好きってわけじゃないのに。後何故かイッセーは私にしてほしそうだったのよね。なんでだろ?
で、そんなイッセーはというと今膝の上に白音を乗せてるわ。いつの間にか抱きしめるなんて約束してたらしいんだけど、その後イッセーの膝の上が白音の定位置になっちゃった。おまけに必ずイッセーの手を自分の腰に回させる周到さ。白音も意外と大胆ね。
一方新たなメンバーを加えたイッセーラヴァーズはそれを苦々しげに眺めてるわ。でもまだ誰も諦めてなさそうね。でもこれは白音が一歩リードかしら?
と、そんなことを考えてた時
カッ!
魔法陣が急に光り出した。なんだろう? グレイフィアさんでも来るのかな? と思って魔法陣の紋様を見てみると……え!? フェニックス!?
皆の驚く中魔法陣はさらに光を強め、その光が収まるとそこにはライザーとその眷属たちが。これは驚きだわ。原作ではライザーってゲームの後引き篭もりになるはずだし、てっきり両親かレイヴェルあたりかと思ったらライザーが来るとは。どういうことだろ?
一方部長たちは私達姉妹を覗いて皆警戒してるわ。まあ無理ないかな? 何の前触れもなくいきなりだったし、相手は婚約破棄を叩きつけた相手だしね。
「ライザー、一体何の用かしら? もう私達の婚約は破棄されたのよ」
私はこの部長の言葉にライザーが諦め悪く食い下がるものだと思ってた。でもライザーの口から出てきた言葉は
「ああ分かってる。もう俺もそのことでとやかく言うつもりはない。ああただ……この間の試合は見事だったよ。完敗だ」
「っ!?」
その言葉に部長が、いいえ皆が驚いているわ。まあ無理もないわね。今までを考えたらライザーから出る
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